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2018年6月

2018年6月27日 (水)

子どもと造形表現

こども教育学科に入学して早々に受講する「子どもと造形表現」。この授業では、様々な造形表現に関わる素材や技法などを具体的に経験しながら学びを深めていきます。
美術の得意・不得意は関係なく、どんな学生も楽しんで学んでいます。下に紹介したのは、どちらかと言えば造形表現に親しまずにきたAさんの授業後の記述です。
 
「造形表現の授業を受けていると、毎回、考える力が養われるなぁと実感する。(略)無意識のうちに考えさせられている授業だなと思う。そして、考えさせられている根底は、楽しさや好奇心、子供心があるのではないかと考えさせられる。楽しいから追求したい、楽しいからもっとこうしたいとか些細な疑問や興味により考えることにつながっているのだろう。むしろ子どもの頃からもっと楽しんでおくべきだったと今になって後悔してるくらいだ。感性豊かな考える力を持った子どもはたくさん遊んできた子どもだろうなと実感させられている。」
 
いかがでしょうか?
Aさんが子どもと同じように造形しながら、表現をしながら様々に思考し、判断して表現を紡ぎ出していることが分かります。
新しい幼稚園教育要領や保育所保育指針などでは資質・能力に目を向けた保育実践が求められています。
幼稚園や保育所ですぐにでも子どもたちと一緒に楽しんでみたい素材・題材を手にして、先生になったらすぐに役立つ学びを積み重ねています。
 

Photo写真は大量の粘土で遊んだ時のものです。このように裸足になって踏んでみたり、水を加えていくことによる変化を楽しんだり、仲間と一緒に共同で作品を制作したりしました。

こうした中で豊かな感性や創造性、社会性などが育まれていくのです。

2018年6月16日 (土)

1年生 こどもと身体表現 こども園にて

5月18日(金)と6月15日(金)に、

1年生はクリストファーこども園に出向いて、

「発育発達過程に沿った運動あそび」の支援を学びました。

_001ずりばい 子どもたちが学生をくぐりぬける

_003お山 学生が子どもたちをくぐりぬける

_004手をつなぐと自然とぐるぐる回りだします

Img_03621_2高這い 梯子と滑り台は大人気

Img_0366わたる

Img_03691この橋を渡ったら、トンネルだ!

 寝返り、ずりばい、四つ這い、高這いなどの

立ち上がるまでの運動と

くぐる、わたる、よじのぼる、ぶらさがるなど

環境に適応する運動が

子どもの発達にはかかせません。

 こども園の4歳児のみなさん、ありがとうございました!

          こども教育福祉学科 教員 和久田佳代

2018年6月 7日 (木)

2年生 保育内容(健康)

5月中旬から3年生は「保育実習ⅠB」(児童福祉施設での実習)、

4年生は「幼稚園実習」に行っています。

それぞれの施設、園で上級生が頑張っている中、

在学生の授業もアクティブに展開されています。

 

2年生の保育内容(健康)では

「さくらんぼ坊や」の映像を1歳から年齢を追って視聴し、

発達を学んでいます。

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Img_5076映像を見ながら、発達を書きとっていきます。

Img_5024学びを共有し、深めていきます。

 

また、基本的生活習慣について、興味関心のあるテーマでグループワークが始まりました。

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Img_5071_2このグループワークでの学びを、模擬保育や子育て広場での演習、

そして保育実習、幼稚園実習につなげていきます。

     こども教育福祉学科 和久田佳代