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2018年6月27日 (水)

子どもと造形表現

こども教育学科に入学して早々に受講する「子どもと造形表現」。この授業では、様々な造形表現に関わる素材や技法などを具体的に経験しながら学びを深めていきます。
美術の得意・不得意は関係なく、どんな学生も楽しんで学んでいます。下に紹介したのは、どちらかと言えば造形表現に親しまずにきたAさんの授業後の記述です。
 
「造形表現の授業を受けていると、毎回、考える力が養われるなぁと実感する。(略)無意識のうちに考えさせられている授業だなと思う。そして、考えさせられている根底は、楽しさや好奇心、子供心があるのではないかと考えさせられる。楽しいから追求したい、楽しいからもっとこうしたいとか些細な疑問や興味により考えることにつながっているのだろう。むしろ子どもの頃からもっと楽しんでおくべきだったと今になって後悔してるくらいだ。感性豊かな考える力を持った子どもはたくさん遊んできた子どもだろうなと実感させられている。」
 
いかがでしょうか?
Aさんが子どもと同じように造形しながら、表現をしながら様々に思考し、判断して表現を紡ぎ出していることが分かります。
新しい幼稚園教育要領や保育所保育指針などでは資質・能力に目を向けた保育実践が求められています。
幼稚園や保育所ですぐにでも子どもたちと一緒に楽しんでみたい素材・題材を手にして、先生になったらすぐに役立つ学びを積み重ねています。
 

Photo写真は大量の粘土で遊んだ時のものです。このように裸足になって踏んでみたり、水を加えていくことによる変化を楽しんだり、仲間と一緒に共同で作品を制作したりしました。

こうした中で豊かな感性や創造性、社会性などが育まれていくのです。

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