おススメ書籍の紹介『「待つ」ということ』
早いもので、4月も今日で終わりとなり、明日から5月を迎えることになります。
1日から在学生のガイダンスがはじまり、2日には入学式が挙行され、7日に授業開始。あっという間に4月が終わるというのが実感です。
今年度、社会福祉学科は3年編入生を含む53名の新入生を迎えるとともに、子ども家庭福祉を専門とする泉谷朋子先生が新たに赴任してくださいました。
フレッシュな新入生と在学生、新たな教員体制で、皆さんが充実した大学生活を送ることができるよう、教員一同、皆さんを側面的に支えていきます。
なお、今年度の本コースのブログでは、学内イベントの紹介のほか、学生・教員がおススメする書籍や映画や、現場で働く卒業生の活躍などをお伝えする予定です。
早速ですが、コース所属教員である福田のおススメ書籍を紹介します。
鷲田清一 『「待つ」ということ』角川選書、2006年
めまぐるしく流れ続ける時間の中で、ひと息ついて自分を取り戻したいと思うとき、手に取りたくなるのが本書です。決して「易しい」内容ではないけれど、ひとの価値は“doing”にあるのではなく、“being”にあることを確認させてくれる「優しい」本です。