インクルーシブ教育実践推進校見学報告会に参加
7月某日、浜松市内のNPOアクティブさんの研修会「神奈川県立高校見学報告会&ディスカッション」があり、参加してきました。
以下、アクティブさんのHPから一部抜粋・・・
「スチューデント・ファースト」を合言葉に、他県に先駆け県立高校改革に取り組む神奈川県の高校へ見学に行ってきました。
神奈川県で高校改革している様々なタイプの高校の中より、学び直しに対して意欲のある生徒を積極的受け入れ、入学選抜では調査書の認定を用いず観点別学習状況を活用して学力検査を実施しない「クリエイティブスクール」と知的障がいのある生徒も通常の生徒と共に同じ教室で学ぶ「インクルーシブ教育実践推進校」に行ってきました。
抜粋ここまで・・・
報告された内容は模造紙に書き込まれ、視覚的にも理解が深まります。
終了後も、模造紙の前で熱心に話し合いが行われました。
不登校や発達障害等を背景として、「適応指導教室」や「特別支援」を受ける児童生徒が増加しています。
しかし、その後の高校進学となると情報は少なく、また選択肢は限られてきてしまい、本人やご家族は、大きな壁を感じることが多いようです。
若者が将来の自立的、主体的な生活を営んでいくためには、適切な学習環境の整備は優先順位の高い教育的な政策だと思います。
社会福祉学科では、スクールソーシャルワーカー教育課程を設置していますが、今後は浜松市内や静岡県内の「インクルーシブ教育推進」にも協力・連携をしていきたいと思います。
(社会福祉学科教員)