社会福祉学科 公開セミナー「発達障害を持つ児童生徒の理解とスクールソーシャルワーカーの役割」
2018年8月22日(水)社会福祉学科 公開セミナー
「発達障害を持つ児童生徒の理解とスクールソーシャルワーカーの役割」が
行われました。
近年発達障害の特性を持つ児童や生徒が増加していると言われています。
発達障害者支援法等の法整備や特別支援教育等により、
早期での支援体制が整い始めましたが、無理解やいじめ、
不適切養育等により発生する2次障害にも注目が集まってきています。
これらの社会的要請を受けて社会福祉学科では、
2016年度から「スクールソーシャルワーク教育課程」を設置し、
今年度対象となる現3年次生が小学校や中学校での実習に出ます。
当日は、浜松市内で活躍されているスクールソーシャルワーカー(社会福祉士)さんと、
多くの発達障害児支援をしているスクールカウンセラー(臨床心理士)さんから
お話をうかがいし、発達障害を持つ児童生徒の理解とスクールソーシャルワーカーの
役割について学びました。
会場からの質疑やアンケートから、「スクールソーシャルワーカーの必要性を
もっと広めて欲しい」、「発達障害の理解や支援について学びたい」、等の
ご意見を頂きました。
今後も継続して、スクールソーシャルワーカーの取り組みや必要性について、
社会福祉学科としても発信していきたいと思います。
なお、当日の様子は静岡新聞にて取り上げられました。
「スクールソーシャルワーク教育課程」の詳細は、
日本ソーシャルワーク教育学校連盟のHPから確認できます。
http://jaswe.jp/ssw.html
(教員)