ジョブコーチ論で施設見学を行いました
障害者就労支援の現場をめざす学生が増えています。
ジョブコーチ論は就職活動を開始する4年次に開講します。
日本の雇用制度の基礎、障害者雇用と就労支援の現状を把握し、
ジョブコーチ支援の考え方と支援方法を理解します。
特に、知的障がいがある人、自閉症がある人の雇用における職場環境の工夫、
「構造化」等の仕事を分かりやすくする工夫、ナチュラルサポートの
形成などの実際を、就労支援事業所の見学と現場のジョブコーチを
ゲストスピーカーとしてお招きし学びます。
5月の最終週、北区三幸町にある社会福祉法人復泉会が運営する、
「くるみ共同作業所」と「クルミックス」を見学しました。
「くるみ共同作業所」では、障害者就労支援の取り組みの歴史や、
所内の各所にみられる「構造化」の仕組みを見学しました。
「クルミックス」では、ジュースの製造過程と、
みかんの皮むきからプラントの洗浄までの作業工程に
障がいがある人がどのように携わり力を発揮しているのかを学びました。
最後に、皆でジュースを試飲させていただきました。
もちろん買い物で売り上げにも貢献してきました。
社会福祉学科 川向