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2018年5月28日 (月)

カナダで修行中の卒業生が一時帰国

浜松まつりに合わせ、3年前にカナダに旅立った卒業生(1期生)のTさんが一時帰国しました。

Tさんがカナダに赴くに至った経緯は2015年6月報告のとおりです。

https://blg.seirei.ac.jp/ss/2015/06/1t-db43.html

 

5月6日の午後、同期生数名と教員2名が街中のカフェに集まり、
彼女のカナダでの活躍ぶりに耳を傾けました。

Photo

現在バンクーバーを中心に、NPOの一員として、またはプライベートで、
高齢者や子育て家庭のニーズに応じたサービス提供や日本語の指導などに
取り組んでおり、こうした活動に没頭する中、当初1年で帰国する予定だったが、
気が付けば3年経っていた、ということのようです。

カナダはNPOによる活動が活発で、青少年の薬物依存問題、
ホームレス問題などに対して様々な実践が行われていること、
多文化共生社会のため人々の人権意識が高く、街のいたるところで
お互いを思いやる光景が見られること、ソーシャルワーカーの存在が身近であり
社会的地位が高いこと、などについて熱く語ってくれました。

 

その2,3日後にはカナダに戻る前のあいさつ、ということで大学の研究室を
訪ねて来てくれ、社会福祉・社会保障の制度・サービスについて、
日本とカナダの比較検討に花を咲かせました。

 

こんなエネルギッシュなTさんですので、今度帰国するのはいつになるのか不明ですが、
いつか帰国報告会をしてもらおう、と強く思いました。