社会福祉協議会でのソーシャルワーク実習 終盤の一コマ
8月8日から始まった夏休みのソーシャルワーク実習
(社会福祉士になるために必要な実習)。
私が担当する社会福祉協議会の領域においても、
7名の学生が出身地の社会福祉協議会(5ヶ所)で23日間の実習に励みました。
社会福祉協議会の実習は、社会福祉施設での実習とは異なり、
毎日(場合によっては午前と午後にも)変化する実習メニューを
こなしながら地域に出向き、住民の方々が自主的に取り組んでいる
実践活動に参加したり、地域で困難な生活を送っている人々のお宅を訪ね、
ソーシャルワーカーが相談や支援を行う場面に立ち会ったりしながら
地域福祉や地域支援、地域における要援護者支援などについて学びます。
それだけに予習・復習が欠かせない厳しいものとなります。
この日は、S市社会福祉協議会が実習の最終盤に実習生のための用意してくださった
「社会福祉士資格取得者と実習生とのソーシャルワーク研修」に参加させていただきました。
地域支援課職員ほか、社会福祉協議会が運営する地域包括支援センターや
居宅介護支援事業所に所属する6名の社会福祉士(この中には卒業生も含まれています)が、
社会福祉士を目指そうと思った理由、今大切にしている思い、やりがい、
きらりと光るソーシャルワーカーになるために・・・などについて、
率直な思いを語って下さいました。
一人ひとりの違いを受け止める、地域と人にしっかりかかわる、
支援を必要とする人にとって信頼できる、頼れる相手になる・・・など、
すばらしいことばがたくさん交わされ、私自身があらためて学ばせていただきました。
実習生はどう受け止めたでしょうか?
秋セメスターの事後学習での報告を楽しみにしたいと思います。