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2016年8月 9日 (火)

小・中学生対象体験教室

8月6日の午前中、小・中学生対象体験教室が行われました。

社会福祉学科が担当したのは
「障がいを持ちながら 生きる」ってどういうこと?
というテーマ。当日は、10人の小・中学生が参加してくれました。

始めに教員から、ノーマライゼーション、バリアフリー・ユニバーサルデザイン、
障がい者スポーツと社会参加等について解説を行いました。

続いて学生スタッフのKさんから、
入学の経緯・DVDを用いての活動の紹介をしてもらいました。

Kさんは、交通事故で受傷し、車椅子での生活になっていますが、
現在取り組んでいる、「ボッチャ」を中心に取り組みを説明してくれました。

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参加した小・中学生さん達は、Kさんが、現在全国4位であることや、
「ボッチャ」がパラリンピックの種目であること等に
興味津々の様子で、熱心にメモを取っていました。

その後、Kさんからアドバイスを受けながら、
廊下で「ボッチャ」を体験してみました。

やってみると「う~ん、難しい」。
思うところにボールが止まってくれません。

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参加した、小・中学生には、Kさんからの
「障害を負ったことで、新たに見えてきた世界や、気付くことができたことがある」、
「障害を負ったことで、新たに体験できたことがある」、
「障害を負ったことで、”当たり前”が、いかに有り難いことか気付くことが出来た」、
「新たな人達と出会うことが出来た」という気づきが、
そして「私は、これからの社会が健常者・障害がある人・高齢者・子どもや若者達皆が
共に助け合い、共に支え合える世界になって欲しい。」というメッセージが、
しっかりと届いたと思います。

社会福祉学科は、様々なハンディキャップを抱える方々が、
地域の中で、安心して生活し、社会参加できる仕組み作りに貢献できる、
人材育成にも取り組んでいます。


社会福祉学科 大場