卒業式
3月8日、一気に春めいて汗ばむほどの陽気となったこの日、
聖隷クリストファー大学卒業式が執り行われました。
「卒業生のことば」は、3学部卒業生を代表して
社会福祉学科Mさんが述べました。
その中で、
1年次に開講されている本学独自科目
「専門職連携の基礎」のグループワークで、
他学部の学生と同じように自分が目指す
社会福祉の専門性を語れずもどかしかったこと、
それを起点に、少しでも専門職に近づけるよう
日々の講義や演習、数多くの実習を繰り返し、
学びを深めたこと、
その結果、4年次の「専門職連携演習」では他学部生に、
対象の方を生活者と捉える視点や、
対象の方が自己決定をしていく過程を支える、という
社会福祉の専門性について発信することができたこと、
そうした経験を踏まえ、今後、
医療・保健・福祉に共通する「誰かを支える」ために、
互いの専門性を伝え、理解し合い、連携をしていくことが
重要であると気付くことができたことなどが語られました。
「こんな風に4年間で学びを深めてきたのだなあ」と、
感慨深かったのと同時に、
専門職連携について深く学ぶことのできる
本学のすばらしさをあらためて感じました。
卒業式の後は場所を変え、卒業パーティです。
就職先や実習先の指導者の方、保護者の方も交え、
多くの人と卒業の喜びを分かち合いました。
そして最後は歌で会場が一つの輪になりました。
笑顔がはじける社会福祉学科のKくん、N くんです。
こうして今年も無事に多くの卒業生を
社会に送り出すことができました。
元気に、そして堂々と、
自分の空を飛べますようにと、祈ります。
社会福祉学科 佐藤