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2015年3月 5日 (木)

はや2月も半ばを過ぎ、寒さが一層厳しくなり。。。その⑨

最後は1年次生編です。

私は秋セメスターの後半から、
「ソーシャルワーク論Ⅰ」という授業を担当しています。
この科目から本格的に1年次生に向けた授業がスタートします。

教科書は、稲沢公一・岩崎晋也によって著された『社会福祉をつかむ』を使います。
平易な言葉で書かれていますが、要点がとてもよくまとめられていて、
学生にも好評を得ています。

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教科書を使いながら、そもそも「援助するとはどういうことなのか」を、
学生と一緒に考えました。と同時に、路上生活をしていた方のビデオを見て、
「援助する・される関係」についても検討しました。

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また、今年は「障害受容」について、本学のリハビリテーション学部の教員である、
田島先生の著書なども紹介させていただきながら、みんなで考えました。

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毎年、この授業を担当して思うのは、
1年生というフレッシュな感覚がもつ強みです。
柔軟な感性で様々な事象を捉えようとする、その力の素晴らしさです。

授業の回を重ねるごとに、リアクションペーパーの内容が深まっていく。
そんな授業を担当できることが、教員という仕事の醍醐味です。

社会福祉学科 福田