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2012年7月 2日 (月)

【9】本格的な社会福祉士の学習がはじまりました!

今月のブログを担当します、教員の福田です。

連休が明けたかと思いきや、すでに5月も半ば過ぎました。

みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

大学はこれから夏休みまで、授業・実習と一直線にスケジュールが進んで行きます。

中でも、社会福祉学科の2年次生は、本格的な社会福祉士の授業がはじまります。

本日はその一つ『児童・家庭福祉論』という授業を紹介します。

担当は石川瞭子先生。

石川先生は児童虐待や不登校といったこどもを取り巻く問題への支援・研究に、長年かかわってこられました。

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石川先生は、とてもユニークな授業の進め方をしています。

授業とは、教員が話して学生はそれをきいて、必死にノートをとる。

午後の授業だと睡魔との闘いに……。

大学の授業には、そんなイメージを抱いている人が多いのではない

でしょうか。

ところが。。。。

石川先生の授業は、それとは一味違います。

まずは、教科書に書かれている内容を学生がまとめて発表します。

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そのまとめ方も、ただ内容を要約するだけではありません。

大切なキーワードは空欄にした資料をつくります。発表者は、資料を読み上げながら空欄を埋める用語を伝え、聞き手の学生たちはそれを空欄に記入していきます。

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最後に、発表者は自分たちが担当した教科書の箇所と関連した社問題や事件を新聞から記事を紹介すると同時に、「なぜそのような社会問題や事件が起きるのか?」という要因を分析した結果を報告します。

今回の発表者は、「子育て」「児童虐待」の記事を選んでいました。

そして、この分析に対して石川先生がコメントし、授業が終了となります。

つまり、寝る暇などはない授業なのです。

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いかがでしたか?

少しは大学で学ぶことの実際について、ご理解いただけたでしょうか。

大学における学習というのは楽なものではないかもしれません。

しかし、大学という場所は、学生を単に「教え込む」対象としてみるのではなく、「自ら学ぶ」存在として大切にします。

こんな風に今月はいくつかの授業風景をご紹介しますので、どうぞよろしくお願いいたします。