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2017年6月

2017年6月26日 (月)

1年生 子どもと身体表現 こども園にて(2)

6月22日(木)大雨の翌日でしたが、こども園ではさっそく外遊び。 

1年生は外遊びの見学・参加をしました。

Img_2645わたる

Img_2630のぼる

Img_2637のぼる・ぶらさがる

Img_2649のぼる・おりる

  

子どもたちはこのような動きを通して、環境に合わせて

自分の身体を動かすことを学んでいきます。

だから運動遊び、外遊びはとても重要です。

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発育発達過程に沿った運動(寝返りや腹這い、四つ這い等)から

環境に適応する運動(くぐる、わたる、ぶらさがる、のぼる)を

意識して支援できるように学んでいます。

 

附属こども園での実践的な学びは学生にとって本当に有意義なものです。

こども園の子どもたち、先生がた ありがとうございました。

         こども教育福祉学科 教員 和久田佳代

2017年6月20日 (火)

こども教育福祉学科1年生の授業「子どもと造形表現」

この日は、3~4人のグループで踏んだり、丸めたり、大量の粘土に全身で関わりました。途中で、「浜松アクトタワーに負けない高い高いタワーづくり競争」をやって、全員で盛り上がりました。その後、各グループごとにひらめいたことをもとに造形をしていきました。この授業では、粘土の可塑性により思い思いに形づくったり、協働して取り組む楽しさを味わったりしました。

Unnamed

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以下、学生のコメントです。授業の様子や学習の手応えが伝わってきます。
★私は今まで粘土を踏んでみたとがなく最初は戸惑いましたが、初めて感じる足の裏での粘土の感触が気持ちよく、とても面白くて、自然と笑顔になりました。子供にはこのような「感じる」ことが必要なのだなと身をもって知ることができました。粘土遊びは指先を使うので、脳の活性化に繋がり、創造力や表現力も高まるのではないかと思いました。今までは伝授・伝達型の教育・保育が多く見られましたが、今後求められる教育・保育の方向は創造型だということを学び、先生と子供がパートナーになって活動するという意識を持つことが大事なのだと思いました。「知ることは感じることの半分も大切ではない。」というレイチェル・カーソンの言葉にあるように、子供たちが感じ取る能力を大切に育てていくことが保育者には必要なのだと思います。見方・感じ方・行い方などの感性に関わることを中心とした教育が子供たちの成長を支えていくのだと思いました。


★子供にとって最も大切な「遊び=学習」を体験できるこの授業、私は大好きです。私自身が園児に戻り、園児になり切った気持ちでいつもこの授業を受けています。粘土を高く積み上げるだけなのに、グループの人や周りの人とたくさん話して、たくさん汚れて、たくさん汗をかきました。まさにこれが私の理想です。私が保育士になったら、園児達に友達とたくさんコミュニケーションをとって欲しいし、たくさん考えて表現して、そして探究して欲しいのです。人間にとって大事なことである活用力、人間関係形成力、自主・自律と聞いたとき、頭がよければいいというものではないんだなと思いました。つまり、学力のテストが全てじゃないんだなと思いました。幼児期の教育が一番大切ということが今日の粘土の授業でよく分かりました。(略)

2017年6月 7日 (水)

ジョン・カミツカ氏のピアノ公開レッスンの様子

6月2日(金)2限目にニューヨークのカーネギーホールでも演奏されているジョン・カミツカ氏のピアノ公開レッスンが開催されました。
子ども教育福祉学科からは1年生1名2年生2名の代表者がレッスンをうけました。公開でしたので、音楽関係者はじめ、様々な方が来場されておられました。

Img_7468jpg緊張感漂う中、ニューヨークからお越しになったジョン先生の熱い公開レッスンが始まりました。

Img_7470jpgドビュッシー作曲 組曲「子供の領分」より1曲を1年生が演奏しています。「音楽の情景をイメージしながら演奏してみましょう」というアドバイスの後演奏が見違えて良くなっていました。

Img_7472jpgメンデルスゾーン作曲 「無言歌集」より1曲を2年生が演奏しています。
ペダリングの技法についてやメロディーを膨らませる時には歌うように演奏してみよう」などのアドバイスがあり、最後は素晴らしいく美しい演奏に変化していました。本当に綺麗なメロディーでした。

Img_7473jpgクーラウ作曲 ソナチネアルバム1-1を2年生が演奏しています。
「速いパッセージも弾き始めから終わりまで歌うように意識し、音楽の方向性にイメージを持って下さい」というアドバイスを受けた後の演奏は、さすが貫禄の2年生!!といった素晴らしい演奏になっていました。
観客の1年生2年生はたくさんの刺激を受けたようです。
さあ、保育者、教育者として子どもの表現力を引き出すために、豊かな感性と確かな演奏技術を習得して行きましょう!!!
子ども学科の学生、ファイト―――――――(^^)/
あっ、私も「鱒」を一曲歌ったとよ
See you,
Nino

2017年6月 5日 (月)

1年生 子どもと身体表現 こども園にて

6月1日(木) 1年生はクリストファーこども園にて

年齢に応じた運動遊びをテーマに

寝返り、ずりばい、四つ這い、高這いなど

「発育発達段階に沿った運動あそび」の支援を学びました。

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ずりばい(わに・両生類のハイハイ)

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高這い(クマ)

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巧技台のはしごを高這いでわたります。

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トンネルを使って、四つ這い

 

この日は、あいにくの雨で、

外遊びの見学・参加はできませんでしたが、

子どもたちの元気な様子に、

学生も私も元気をもらって帰ってきました。

         こども教育福祉学科 教員 和久田佳代