« 【9】2020年聖隷国際研究コンファレンス&シンポジウムへ演題登録をして | メイン | 【11】国際リハコース学生ブログ⑥ »

2020年11月26日 (木)

【10】国際リハコース学生ブログ⑤

みなさん、どうも こんにちは!

 

理学療法学科 国際リハコースtutorの髙橋です。

 

今回もシリーズでお届けしております、学生の感想ブログです。

 

2年生の国際コース学生に

「2020年 聖隷国際研究コンファレンス&シンポジウムへ演題登録をして」

というテーマで感想を頂きました!

 

第⑤回は理学療法学科2年生の鈴木隆造さんです!

最後に抄録も添付されています!

 

努力の結晶をご覧ください!

 

【鈴木くん-感想-】

コンファレンスの英語抄録を通して学んだこと

 

私が、コンファレンスの英語抄録を通して学んだことはいくつかあります。 まず、1つ目は、抄録の作り方です。これはこのコンファレンスを通して、個人的に、最も学習になったのではないかと考えます。私たちが抄録を作り出したのは、大学1年生の冬ごろです。早い時期から、抄録の作り方を学習できることは、周りと大きく、差をつけることができると考えます。たしかに、1年生の頃から論文を作ることは、少し難しいと感じます。しかし、将来、論文を作る事がある時には、必要となる論文の探し方、集め方などが身につけられると考えます。2つめに、理学療法の面白さにも触れることができると感じました。私が担当した抄録は、「パラリンピックにおける理学療法士の役割」ですが、一体、理学療法士が、パリンピックで実際にどのように活躍しているかご存知でしょうか。選手の援助はもちろんのこと、障害に応じて、階級を分けたりすることも、理学療法士が行っていたりと、様々な場面で理学療法士が活躍していることを学ぶことが出来ました。さらに、この事実を知って、私は今年の春休み中に、障害者スポーツに興味を持ち、障害者スポーツ指導員の資格もとることができました。このように、少しでも面白さに触れることができると、さらに専門性の高い、かつ様々な視点を持つ理学療法士になることが出来ると私は考えます。 私は国際コースに入ると、英語を学ぶことは、もちろんのこと、自身の専門分野についても深く学ぶことができることも、魅力だと考えます。

 

~Tutorから~

隆造くん、1年生という早い時期から英語抄録を作成しとても素晴らしいと思います!また、専門分野について深く学ぶことが出来ることに魅力を感じるというのは大変良い事です。資格取得も達成されたこと、大変誇りに思います。これからも頑張っていきましょう!

 

「日本語版抄録」

 

〔題名〕

東京パラリンピックにおける、日本の理学療法士の役割

 

目的

4年に一度の大会である、スポーツの祭典「オリンピック」が2020年に行われる。開催場所は日本に決まった。世界中からスポーツに熱狂する者たちが集まり、期待が高まる中、我々、理学療法士が最も活躍を期待されているもののひとつに「パラリンピック」がある。

パラリンピックで理学療法士が一体何をし、今後にどうつなげていくかを明確にするためである。

方法

医中誌、メディカルオンラインでサーチした。検索式は「2019 パラリンピック 理学療法」である。

結果

現在のパラリンピックにおける理学療法士の役割として、主に「ヘルスケア」であるが、具体的な業務内容や配置について、明らかになっていない。

また、チームや個人に対して、コンディショニング、ケア、トレーニング指導、クラス分け、用具の開発などの分野で多くの理学療法士が活躍している。

例えば、世界選手権で日本が銀メダルを獲得し、注目の高まる障がい者スポーツ、「ボッチャ」について取り扱う。リオパラリンピックに出場した選手は5人。うち、4名は脳性麻痺があり、1人は高位頚髄損傷であった。一方、スタッフは8名であり、そのうち理学療法士が3名、作業療法士が1名。支援学校教員2名、そしてケースワーカー、および介護福祉士各1名である。ボッチャの選手の障害は重度であることが多いため、理学療法士への責任や期待が多い。また、大会時、選手の食事、入浴、移動などといった生活面でも大きな役割を占める。

これらのことや、日本の理学療法士の法律から、障がい者へのスポーツ面だけでなく、生活面まで、幅広く支援することができる専門職である。

以前よりわれわれが活躍している、選手の発掘や啓発活動、クラス分けや技術、知識を活かせることを中心に、直接的なサポートにとらわれることなく、できうることすべてに取り組んでいくこと。並びに、理学療法士の社会的存在感を高め、障がい者スポーツ活動を推進していくことが期待されている。

現在では、ボッチャ甲子園といったものが企画され、全国から36校が参加、大いに盛り上がった。日本理学療法士協会も共催し、全国から43名の理学療法士ボランティアとして参加した。

 

 

「英語版抄録」

The Role of Physical Therapists in Japan in the Tokyo Paralympics

 

Objective

The Olympic Games will be held in Japan in 2020. People who like sports gather in Japan,

And We enjoy the Olympic Games. Now, There are things that physiotherapists are expected to do. One of them is the Paralympic.

What should we do there? What are you looking for? I investigated to solve the question.

Method

Medical Online 「Ichuushi」 

I searched「2019 Paralympic physiotherapists」in the internet

Result

The Role of Physical Therapists in the Paralympic is “Healthcare” But, The specific work is not clear. Also Many physiotherapists are active in the fields of conditioning, care, training guidance, classification, and tool development for teams and individuals.

For instance, One of The most watched event is Boccia in Japan. Because Japan won a silver medal at the world championships. So The Boccia is watched by a lot of Japanese.

I'm going to feature about Boccia.There were five athletes who participated in the Rio Paralympics. Four of them had cerebral palsy and one had a Cervical damage. On the other hand, And there are eight staff. There are three physical therapists and one occupational therapist. Two support school teachers, one case worker, and one care worker. Boccia players often have severe disabilities. So physiotherapists expected High responsibility. Also We expected Behavior of daily life, such as eating, bathing, and moving players.

From these, The Legal Viewpoint of Physical Therapists in Japan, It is a profession that can support a wide range of people not only in sports for people with disabilities, but also in their daily lives.We should work on everything we can. For example discovering players, raising awareness, classing, skills, and knowledge. In addition, It is expected to enhance the social presence of physical therapists and promote sports activities for people with disabilities.