専門職連携演習・報告会
本学独自の学部・学科の枠を超えたIPW(インタープロフェッショナルワーク)教育のひとつ、4年生を対象とした「専門職連携演習」の報告会が9月18日(金)に開催されました。
この科目は 「対人援助における他職種連携・協働を実際に体験し、その意義と実践方法について理解を深める」ことを目的に設置されており、社会福祉学科では主に精神保健ソーシャルワーク実習、医療ソーシャルワーク実習受講者に対して履修を推奨しています。
報告会では、他学部の学生とともにグループワークを通して練り上げた専門職連携による事例が、ロールプレイをまじえて発表されました。
発表の中で、看護学部の学生から「社会福祉学科の学生がいたことで、退院後の患者さんの生活や活用できる福祉制度、サービス、関与する専門機関・専門職のことがよく理解できた」との感想も聞かれ、お互いの専門性に対する理解が深まるとともに、社会福祉学科学生にとってはソーシャルワーカーとしての自信につながる良い時間だったのではないか、と思いました。
こうした授業を通して、福祉や医療の実践現場に出たときに、利用者さん、患者さんの支援のために他職種とすぐに、きちんと手をつなげる、そんな専門職になることを願います。