映画「オキナワへいこう」を観ました
昨日、浜松市の映画館「シネマイーラ」で浜松サルーテの会さんが主宰する映画会に行ってまいりました。
「オキナワへいこう」というタイトルのドキュメンタリーで、精神科病院に入院中の方々の生活や、沖縄へ行きたいと希望した方と、その支援をした専門職の方にまつわるエピソードがとても丁寧に描かれていました。
お一人お一人の生活が映し出されていることで、日本の精神科病院の長期入院の課題をあらためて考えさせられました。
監督は写真家で映画監督でもある大西暢夫監督でした。
大西監督は長年にわたり精神科病院や福祉サービスの写真や映像を取材されている方です。
私も15年ほど前、地域福祉の現場で働いている時に取材を受けたことがありました。
その際、当事者の方のご自宅や入院先をじっくりと取材をされていました。
精神障がいをもつ方に寄り添いながら写真を撮る手法に、すごい方だなと感じました。
その後、専門職の雑誌に素敵な写真を掲載していただき、掲載された当事者の方と共に喜んだことを記憶しております。
映画会のあとは、大西監督をかこんでの座談会が行われました。
当事者の方、ご家族の方、一般の市民の方、専門職の方等、様々な立場の方からのお話をお聞きすることができ大変有意義な時間でした。
(文責 社会福祉学科 佐々木)