2019年8月21日(水)社会福祉学科 公開セミナー『児童虐待 予防と早期対応のポイント』~スクールソーシャルワーカーの役割と関係機関との連携~ を開催
近年、社会的課題となっている児童虐待の予防と早期対応を目指すためには、それぞれのフィールドで活動する専門職者の理解が欠かせません。
聖隷クリストファー大学社会福祉学部社会福祉学科では、スクールソーシャルワークの理解促進及び卒業生や保健医療福祉・教育等のこども若者に関わる専門職者のリカレント教育(学び直し)を目的と講演会を開催しました。
<プログラム>
■レクチャーセッション
「子ども・家庭をめぐる現状と今後の課題~連続する子ども虐待事例をめぐって~」
村瀬 修 氏(NPO法人しずおか・子ども家庭プラットフォーム代表理事)
■シンポジウムセッション
1)児童相談所ソーシャルワーカー(浜松市児童相談所職員)
2)乙部邦子 氏(児童養護施設すみれ寮 施設長)
3)平川悦子 氏(浜松市教育委員会スクールソーシャルワーカー・スーパーバイザー)
当日は、医療・保健・福祉・教育現場のソーシャルワーカー、教育関係者、民生委員・主任児童委員、大学生、高校生・保護者、一般の方などが参加しました。
当日の会場の様子
また、中日新聞、静岡新聞でも当日の様子がとりあげられました。
⇒静岡新聞掲載記事はこちら
アンケートからは、「スクールソーシャルワーカーの認知度を広めて欲しい」、「児童虐待予防について、もっと社会に発信していって欲しい」、等のご意見を頂きました。
今後も継続して、スクールソーシャルワーカーの取り組みや必要性について、社会福祉学科としても発信していきたいと思います。
「スクールソーシャルワーク教育課程」の詳細は、日本ソーシャルワーク教育学校連盟のHPから確認できます。
9月21日のオープンキャンパスでは、『子ども・若者のクライシス ~増え続ける、不登校・発達障害・ひきこもり・自殺等の現状とソーシャルワーカーに期待される役割~』を予定しています。
関心のある高校生の方は是非参加してみて下さい。
⇒ ブログの紹介記事はこちら
(社会福祉学科教員)