« FDサロン | メイン | 4年生:子育てひろば開催中 »

2016年10月31日 (月)

こども教育福祉学科4年次生「保育・教職実践演習」

こども教育福祉学科4年時次生「保育・教職実践演習」。
この科目は、保育所・幼稚園実習を終えてから学ぶ4年間の集大成とも呼べるものです。
今回は、子供の主体性と先生の主体性について、造形活動を通して考え学習しました。

Photo_2
授業後の振り返りの記述を見ると、アクティブラーニングとして対話的で深い学びになっているのが分かりますね。
ある学生の振り返りです。
「今回の講義を受けるまでもなく、子供たちと関わるなかでは、主体性を意識することが大切だということは理解していました。しかし、いざ自分が実際に子供たちと関わる場面になると、どのように自分が子供たちへ言葉がけをしたり、関わったりすることで主体性が育まれるのか、考えれば考えるほどわからなくなってしまっていました。
結局、子供たちが主体的になっていなかったのではないかと思うことが多くありました。今考えてみれば、部分実習の時も1日・半日実習の時も、子供たちが楽しんでくれることより「うまく保育をしよう」とする思いのほうが強かったのかもしれないなと思います。また、子供たちが楽しめるためにというのも、遊びをつくりだすのは子供たちの方だったのかなと思いました。子供のことを想い、子供たちのことを考えて動く事は大切ですが、子供たちの目に見えない可能性を信じ、大切にすることの方が大切だったと思いました。一人一人顔が違うように、一人一人感じることも考えることも違うため、自分の思ったことを自由にのびのびと表現できるように環境作りをすることをまずは大切にしようと思いました。一人一人の子供に寄り添い、当たり前のことを当たり前のように認めてあげられる存在になりたいと思います。」