2025年度同窓会海外研修奨学金のご報告(春セメスター分)
聖隷クリストファー大学同窓会では、母校援助の一つとして、在学生が「海外研修(4学部共通)・国際専門研修(学部別)」に参加するために必要な費用について、海外研修奨学金として資金を支援しています。
2025年度春セメスターでは3つの派遣プログラム(シンガポール海外研修・シンガポール国際看護実習・シンガポール国際リハビリテーション研修)が実施されました。
海外研修奨学金を利用したプログラム参加者の声をご紹介いたします。(学年は研修当時のものです)
シンガポール海外研修
私は今回のシンガポール研修を通して自分がお世話になったNYPの看護の考え方、想像力を大切にし、クリエイティブシンキングを育てる教育をしていることを学んだほか、シンガポールの医療の考え方やホームレスの実態、福祉や医療制度についても学ぶことができました。そして何より、英語を話すことが得意でなくても自力で伝えようとする姿勢がとても大切だと感じました。
最初は何をどう話せばよいか、自分の気持ちを英語にするにはどうしたらよいか分からないことだらけでしたが、翻訳を使いながらもだんだんと単語や文を覚えていき、最終的には自分で考えてバディたちに話せる英語も増えていきました。英語を話せることでどれだけ会話がスムーズに行えるか、国を超えていろいろな人と関わることができるようになるかをとても感じた研修でした。そのような自分にとって一生記憶に残るような素晴らしい経験をするのに奨学金をいただいたことを、とてもありがたく思っております。
これからも外国の医療理解を深めるとともに、英語力の向上を目指していきます。いただいた奨学金は、研修に行かせてくれた母に返すために使用させていただきます。このすばらしい研修に行かせていただいたことにとても感謝しています。

(看護学部1年次生 井口さん)
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今回の研修では、シンガポールの看護だけでなく、医療情勢についても実際に見聞きし、制度や仕組みを学ぶことができました。現地の医療施設や学校での生活に加え、自由時間には現地の学生たちと積極的に交流することで、文化への理解も深めることができました。自ら現地の学生に声をかけ、生活習慣や考え方の違いについて主体的に学ぶ姿勢を持てたことは、自分にとって大きな成長だったと感じています。
このような貴重で有意義な海外研修に参加できたのは、奨学金の支援があったからこそです。心より感謝申し上げます。奨学金は現地滞在費に充てさせていただきました。
今回の研修で身につけた異文化理解力やコミュニケーション能力を、将来看護師として働く際に必ず生かしていきたいと考えています。

(看護学部1年次生 刑部さん)
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シンガポール研修にてナンヤン工科大学を訪問し、高度な教育内容と学生の温かい雰囲気に深く感銘を受けました。大学内には、一般病棟に加え集中治療室や助産ケアを想定した医療シミュレーションなど、実際の医療現場に近い環境が設備されている点が非常に魅力的でした。物事の本質を捉え、自ら考え判断し、意見を発信する力を育む教育が徹底されていることを実感しました。
シンガポールは多民族・多文化が共存する社会だからこそ、互いの違いを理解し尊重する姿勢が重視されており、英語力が十分でない私にも温かく接していただきました。完璧な英語でなくとも、伝えようとする意欲が大事だと強く感じました。
この研修を通して、視野を広げるとともに、自分自身への自信にもつながりました。このような貴重な機会を支援してくださった皆さまに、深く感謝いたします。本当にありがとうございました。

(看護学部1年次生 松浦さん)
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シンガポール国際看護実習
このたびの国際看護実習に際し、同窓会海外研修奨学金を賜り、心より感謝申し上げます。いただいた奨学金は、現地の私立病院「Raffles Hospital」での実習費用として使わせていただきます。自分のアルバイト代から渡航費用を捻出した為、奨学金を頂けて大変助かりました。ありがとうございました。
実習前は、自身の英語力に不安を抱いておりましたが、実際には非言語的なコミュニケーションや相手の目線に立って関わる姿勢を大切にすることで、言葉の壁を超えて利用者さんと良好な関係を築くことができました。特に、認知症デイケアセンターで利用者さんを紹介された際に「She is your new friend from Japan」と声をかけていただいたことが印象的でした。患者さんを一人の個人として尊重する姿勢は、安心感を与えるうえで非常に有効であると感じ、今後の看護に生かしたい学びとなりました。
また、NYPのキャンパスツアーやシミュレーション教育、Raffles Hospitalの見学を通し、日本とは異なる医療制度や教育体制に触れ、多くの刺激を受けました。特に、学生のうちから起業家精神を養える教育環境や、特殊領域での実践的な学びの機会には大きな魅力を感じました。さらに、多民族国家シンガポールで人々が互いを尊重しながら生活している姿を目の当たりにし、看護師としての国際的視点を広げる貴重な経験となりました。
今回の実習で得た学びを今後の臨床実践に生かし、患者さん一人ひとりに寄り添う看護を提供できるよう努めてまいります。このような機会を支援いただきましたことに、改めて感謝申し上げます。

(看護学部2年次生 齊藤さん)
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このたびは同窓会海外研修奨学金を賜り、心より御礼申し上げます。本奨学金は、渡航費や滞在費の一部に充てさせていただきました。
シンガポールでは、Nanyang Polytechnic にて保健医療制度の講義を受け、Raffles Hospital を見学し、日本との医療・看護体制の違いを学びました。また、AWWA Dementia Day Care Centerでは、多民族・多文化社会における高齢者ケアに直接触れることができました。言語や文化、宗教、過去の生活を尊重したケアの重要性を体感し、多文化環境における看護の在り方を深く考える機会となりました。
今回の経験を今後の看護実践に活かしていきたいと考えております。貴重な機会を支えてくださった皆さまに、改めて感謝申し上げます。

(看護学部2年次生 佐藤さん)
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シンガポール国際リハビリテーション研修
このたびシンガポールでのリハビリテーション研修に参加し、異国の医療現場や文化に直接触れることで、多くの学びと気づきを得ることができました。特に授業スタイルの違いを強く感じ、シンガポールでは学生が自ら考え意見を出す主体的な学習が多いのに対し、日本では受動的に知識を受け取る場面が多いことを実感しました。
実際に現地で質問し、関わる中で学びを深められたことは、ネットや話を聞くだけでは得られない非常に貴重な経験でした。今回、奨学金によるご支援をいただいたことで、研修費用や滞在中の食費、移動費に活用することができ、充実した学びの機会となりました。このような経験を与えていただいたことに、心より感謝申し上げます。

(理学療法学科2年次生 松本さん)
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今回の国際研修では、シンガポール工科大学(SIT)の新しいキャンパスを訪れました。キャンパスは最新の設備が整うだけでなく、多くの飲食店やお店があり、ショッピングモールのようで快適な環境に驚きました。特にOT学科では、AIを活用したシミュレーション授業やグループワークが充実しており、日本ではなかなか体験できない学びを得られました。さらに、多くの学生と交流する中で仲良くなり、一緒に出かけることもあり、文化や価値観の違いを実感しました。
今回、同窓会奨学金をいただいたおかげで、家族へのお土産や現地で美味しいご飯を楽しむことができ、安心して研修に参加できました。良い経験になり、本当に感謝しています。

(作業療法学科2年次生 髙橋さん)
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シンガポールは、日本と同様に高齢化が進んでいる国です。そのため、シンガポールの作業療法士・理学療法士が患者さんや高齢者に対してどのようなリハビリを行っているのか、また日本との相違はあるのか、ということに興味があったので今回の研修に参加しました。
現地で受けた講義では、グループワークが多く取り入れられており、生徒同士の意見交換や先生とのディスカッションが盛んに行われていた。疑問に思ったことはすぐに質問でき、それを全員で共有しながら学びを深めていく姿勢を感じました。さらに、病院での見学では日本と同じように、患者さん(高齢者も含め)の「やりたい作業」を提供するため、カンファレンスや実際の取組みなどを見ることができました。
また、私は英語があまり得意ではなく、日本でも授業以外で英語を使う機会がほとんどなく、英語は「テスト」「授業」という印象が強かったです。しかし、シンガポールに滞在した一週間は、その考えを大きく変える経験となりました。現地では授業はもちろんのこと、買い物や移動など、生活の多くの場面で英語を使う必要があり、初めは言葉が出てこなかったり相手の話を理解できなかったりして、とても大変でした。思うように伝えられない場面も少なくなかったですが、翻訳機や身振りを交えて工夫すると、相手は根気強く理解してくれました。
今回の国際実習を通して、学んだことをこれからの臨床実習などに生かし、より柔軟な発想ができるように努力したいと思います。このような貴重な経験をさせていただくにあたり、奨学金をご支援くださいました同窓会の皆様に、心より感謝申し上げます。

(理学療法学科2年次生 玉永さん)
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