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2018年1月

2018年1月29日 (月)

模擬保育を通した学び

こども教育福祉学科2年生は、「保育内容(表現)」の授業内で模擬保育の発表にグループで取り組みます。
 
仲間と一緒に試作し教材研究を深め、子どもの意識の流れを探りながら指導案を作成します。
 
「どうやって子どもの主体性や感性・創造性を育むか」
真剣に、しかし楽しみながら模擬保育に取り組むことで、現場に即した深い学びが得られているようです。
 
以下、模擬保育後の学生たちの振り返りです。
 
 
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ついに模擬保育をやった!!
準備から今までどんな風にやったら子どもが「やりたい!」「やれそう!」と思って楽しくできるのか、とても悩んで時間をかけた。
 
最高のものにしようと練習も空いている時間に何度もやって本番を迎えた。本番は大丈夫だと思っていても、やっぱり緊張してしまってうまくいかない部分もあったが、子供役の子がすごく楽しそうにやってくれたおかげで嬉しかったし、自分の気持ちも盛り上がった。先生が子どもからパワーをもらうというのはこういうことかと実感した瞬間だった。
 
私は気づくことができなかったが、チームの指導案には「(先生が)やって見せ」の部分がなく、子どもを困らせてしまうところだった。
 
子どもの前に登場する時点から先生役に入り込むことで、もっともっと子どもの心をつかんで興味を引くことができたのではないかと思う。学びの多かった授業・時間だった。表現を通して、私はまた成長できたと思う。次は、来月の本番の実習を本当にやり切りたい!!
 
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先生のお話から自分自身が保育に携わろうと思った理由を思い出した。子どもの笑顔が見たいと思う気持ちが、きっと自分の保育を良いものにする力になるのだろう。
 
指導案とは、子どもに求めることだけでなく、保育士の愛情も盛り込むものだと考えた。しかし、自己満足の愛情にならないように気をつけたい。
 
列車遊びの模擬保育指導案は、「私もやりたい」「楽しそうだ」と思えるものだった。また、保育士役の人たちの話し方はとても優しく、こういう保育士さんは絶対にいる!もうすでに保育士さんだ!と思って模擬保育を受けていた。全てにおいて学ぶ事が多かった。自分の今後の参考にしたい。
 
これまで様々な指導案を見て、批判的に思う箇所もあったけど、そういった指導案から学ぶ事が多かった。
 
子ども役をやっていても、反応に困る問いかけもあり、それは子どもの立場から感じたことで印象に残っている。
 
指導案を考えることは大変だったけど、成功したことも反省点も全て今後の自分に生かせるものだ。確実に自信がつく授業だった。自分が何をしたいかも見つめ直すことができた。(略)
 

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