市民公開講座「認知症介護の最前線」(第2回)を実施しました
認知症を脳の仕組みから解説した第1回に引き続き、12月3日(土)実施の第2回は受講者から提出された介護事例に関するグループワークとポイント解説を行いました。
グループワークでは介護事例の中で挙げられた「困っていること」についてどう解決したらよいか、介護福祉士、看護師、あるいは一般家庭での介護者等、それぞれの立場から様々な意見を出し合い、活発に議論がなされました。その後各グループからの発表に対して、講師の中村裕子教授(本学社会福祉学部臨床介護福祉学科長)が解決へのポイントについて解説。中村教授自身の家族介護体験を交えた解説は大変わかりやすく、参加者は2回の講座を通じて家庭や勤務先での介護に活かせる援助方法の糸口をつかんだ様子でした。
本講座には第1回が64名、第2回が57名、主に介護福祉士、看護師、家庭で家族を介護する一般の方々が参加しました。
グループワークの結果を発表する参加者と講師の中村教授