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2/18(土)同窓会主催のセミナーを開催しました。

午前と午後で、それぞれ異なるテーマのセミナーを開催しました。


午前の部は「社会福祉実践における「連携」「協働」の課題とソーシャルワーカーのジレンマ」と題して、本学社会福祉学部社会福祉学科の川向雅弘教授よりお話をいただきました。会場参加とオンライン参加、合わせて14名が参加しました。

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近年社会福祉実践現場が抱えている、専門職の「連携」と「協働」の必要性というテーマにおいて、ソーシャルワーカーを始めとする専門職者が直面し、且つ取り組んでいくべき課題等について、川向先生の経験と研究に基づく分かりやすい講義が行われ、充実した時間となりました。

参加者からは、「仕事をする上で、常に抱えるソーシャルワーカーのジレンマについて、その根幹や仕組みが良く分かり、今後の仕事に凄く役に立つ講演内容だった」、「社会福祉実践における「連携」「協働」の課題を捉えた具体例や現状を学ばせていただいた」、「日々の現場において自分自身が一歩、半歩でも踏み出しわずかでもプラス返還することの大切さを再認識できた」といったご感想をいただきました。


午後の部は「医療的ケアを必要とする子どもと家族のことを、知ってみませんか?」と題して、本学看護学部の宮谷恵教授と室加千佳助教からお話いただきました。会場参加とオンライン参加、合わせて19名が参加しました。

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近年増加している、日常的に医療的ケアを必要とする子どもと家族について、その現状についての理解、病院および自宅での生活の在り方や日常生活における人や社会との関わり方などについて、先生方からお話しいただき、学ぶ機会となりました。

参加者の方々からは、「今の現状を理解しているつもりではいたが、実際のご家族様のお言葉等を聞くとまだまだ自分たちにもできることはたくさんあると改めて考えさせられた。今後ももっともっとたくさんのことに挑戦していきたいと思った」、「医療的ケア児への在宅への退院支援を経験することがあったが、なかなか社会資源が入れられない状況や家族の負担が大きい状況は変わっていないと感じた。法整備や小児のケアを担える人材の育成が必要だと感じた」、「将来自身が仕事をするにあたり、とても為になった」といったご感想をいただきました。

なお、3月11日(土)には、同じく同窓会セミナーとして「人生最終段階の食支援 お食い締め」 を開催します。
専門職の方から一般の方まで、どなたでもご参加いただけます。ぜひお申し込みの上、ご参加ください。
詳細・お申し込みはこちらをご覧ください。