2/19(土)同窓会主催のセミナーを開催しました。
午前と午後で、それぞれ異なるテーマのセミナーを開催しました。
午前の部は「Society5.0 時代の保育・幼児教育を考える」と題して、本学社会福祉学部こども教育福祉学科の太田雅子教授よりお話をいただきました。会場参加とオンライン参加、合わせて12名が参加しました。
これからの日本が迎える「Society5.0 時代」、すなわちさまざまな分野・仕事において人口知能(AI)技術が台頭していく社会において、そうした状況下で人間にしかできないこと、人として身に付けたい力を伸ばしていくための保育・幼児教育について、太田先生の経験と研究に基づく分かりやすい講義が行われ、充実した時間となりました。
参加者の方からは、「AIの時代になっていく中で子ども達の保育・教育についてもう一度よく考える機会となった」、「これからの保育について考えさせられた講義だった。今の自分の園での様子をもう一度考え直すいいきっかけとなった」、「現在の厳しい社会情勢の中で生きていかなくてはならない子どもたちが、どんな力を乳幼児期につけるのが望ましいかを、太田先生の温かな口調で分かりやすく伝えていただき、大変勉強になった」といったご感想をいただきました。
午後の部は「がん教育 ~浜松市内のがん教育の実際と、インターネットを活用したがんの情報検索~」と題して、本学看護学部の大山末美教授、天野薫准教授、氏原恵子助教の3名からお話いただきました。会場参加とオンライン参加、合わせて9名が参加しました。
年々がんへの医療技術の進歩による生存率が高くなる中で、一人ひとりががんに対して正しい知識とその理解を広げることが求められます。そうした中で、浜松市が行っている小中学校でのがん教育の取り組みや、がんについて正しい情報を得る方法などについて先生方からお話しいただき、学ぶ機会となりました。
参加者の方々からは、「3人の先生方のお話がとてもわかりやすかった」、「浜松市のがん教育の現状がわかり、勉強になった」、「教育現場ではがん以外のことも伝えたいことがたくさんあり、がん教育が後回しになってしまうことがあるが、改めてがん教育の必要性を感じた」といったご感想をいただきました。
なお、3月19日(土)には、同じく同窓会セミナーとして「新しい時代のリハビリテーション ~IT機器によるイノベーション~」 をオンラインで開催します。
専門職の方から一般の方まで、どなたでもご参加いただけます。ぜひお申し込みの上、ご参加ください。
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