2/17(土)同窓会主催のセミナーを開催しました。
2月17日(土)に聖隷クリストファー大学同窓会セミナーを開催しました。
午前中は「終末期からグリーフケアまで、ご本人とご家族が安心できるケアとは」と題して、本学介護福祉学科の秋山恵美子先生よりお話をいただきました。
少子高齢化“多死”社会を迎え、専門職者として/家族として人生の最終段階に立ち会う機会は少なくありません。そんな中必要とされるのが「グリーフケア」と呼ばれる、死別に対する身体的・精神的に不安定な情緒的状態にある方へのケアです。
ともすれば深刻な話に終始しがちなテーマではありましたが、「最後の晩餐は何が食べたいか」をグループで話し合うなど、時には笑顔を交えてそれぞれの考えを共有し、新たな気付きを得られた機会となりました。
午後は「地域包括ケアシステム時代の看護・介護職に求められる変革とは何か」と題して、本学看護学部の酒井昌子先生よりお話をいただきました。
地域包括ケアシステムにおいて、在宅看護(師)がいかに重要な役割を果たすのか、また患者がよりよい意思決定をするためにどのような支援が出来るのか、等についての講義となりました。
午前・午後ともセミナー終了後には参加者の方から個別に質問が出るなど、参加者の方の関心の高さがうかがえました。
ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。
なお、3月17日(土)には、同じく同窓会セミナーとして「地域でできる嚥下障害の評価・訓練について(実技つき)」 を開催します。
専門職の方から一般の方まで、同窓会でない方もご参加いただけます。
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