介護福祉学科教員の落合です。
2月7日(土)は、12月にもこのブログでご紹介しました「えん
しゅう介護福祉サービス研究会」でした。
今回は、今年度4月にオープンした「浜松中央長上苑」さんを
会場にお借りして、施設見学会と「浜松中央長上苑」を経営する
「(社福)七恵会」さんのプリセプターシップに関する実践を学ぶ
会でした。
「浜松中央長上苑」は、浜松駅の南東約2Kmという街中に開設
されており、ご入居者の快適な住空間と質の高いケアはもとより、
社会資源の活用、地域社会との関係性を重視した介護老人福祉
施設(特養)です。 アクトタワーがすぐそばに見えます(^_^)
増田施設長様が、館内を丁寧にご案内してくださいました。
デイサービスは、シニアカフェのイメージだそうです。落ち着いた
雰囲気の素敵な空間となっていました。
ご入居者の快適な生活空間を創るために、ユニットの家具やし
つらえは、あえて完璧なものにせず、オープン後にご利用者と職
員さんとで「現状に適した」しつらえを創造しているとのことでした。
とはいえ、最初からしつらえられた家具をよく見れば、ご利用者
に合わせることができる可変性を備えた一流品を使用されていま
した。
屋上階は、地域の方の避難所にもなる(開放型)空間で、普段
は職員さんの休憩・談話室にもなっているとのことでした。
研修では、第二、第三長上苑施設長の水谷さんが、これまで
の七恵会さんにおけるプリセプターシップのあゆみや苦労話、
今後の課題と展望など、本当に詳しくお話をして下さいました。
今回は、ご案内が遅れたことや日程的なことから参加者20名
弱と少な目になってしまいましたことが残念でしたが、このような
素晴らしい取り組み、職員育成(職員ケア)が多くの施設で実施
されるようになって欲しいと感じました。
その後のグループワークでは、実際にプリセプターを経験して
いる(いた)介護職員さんや現在プリセプティーである介護職員
さんも各グループに加わって下さり、プリセプター制度の良さや
課題についても実践的なお話を聞かせて下さいました。
七恵会の皆様、素晴らしい学びの機会をご提供頂き、本当に
ありがとうございました!