20年ぶりのお手紙に・・・(*^。^*)
先日、達筆な文字で書かれた素敵なお手紙を頂戴しました。
私が20年も前に介護をさせて頂いたご利用者のご家族からのお手紙です。
当時、毎日連絡帳に一言ずつ手書きでメッセージを書いて下さった
懐かしい筆跡から、
介護未来プロジェクトクトを見て下さって、ご連絡をして下さったとのこと・・・
感動しました
そのご利用者は初対面の時にいきなり木魚を差し出され、
『カボチャ食べる？』
【認知症の方と向き合ってみようかな】と思えた
あの一瞬が私の今を形成するきっかけとなりました
ご家族も素敵な方ばかりで、白い百合の花や、見事なカサブランカなどを玄関に飾り、
「介護をしていても明るい気持ちにならなくては・・・」など
介護者としての姿勢を私に教えて下さいました
認知症があるご利用者でしたが、折に触れ
『あなたは、なんか違うよ～やれる。やれる』と
いつも励ましてくれた方でした
今、こうして大学で教員をしているのも、
もちろん、このご利用者の存在が大きかったと思っております
お手紙の中で
「母はお若くてハツラツとされていたファンでしたよ」とのお言葉に
お世辞だとわかっていても
最後には
「介護職への勉強を今後も若人に教示してくださいませ」
と添えられていました。
改めて、教員の仕事を真摯に努めたいと思いました（GD)
『家族で季節の行事を大切にすることが、絆を生むんだよ・・・』
このご利用者の言葉を思い出しながら、今年も恵方巻きを食べました
