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2022年7月31日 (日)

新型コロナウィルス感染症「第7波」の中での感謝と喜び

7月中旬以降からの2週間で、新型コロナウィルス変異株BA 5による感染が急拡大し、日本中を「第7波」が席巻しています。連日、感染者数は過去最多を更新し、保健医療体制の逼迫が深刻化しています。

 

学内においても家庭内感染等によって、感染者や濃厚接触者となって自宅待機を余儀なくされている学生がいます。このような中、大学では春セメスターの終盤を迎え、今週から定期試験が始まります。一人ひとりの学生がこれまでの学びの成果を遺憾なく発揮し、また療養や自宅待機となっている学生も追試験に向けて準備が進められることを願います。

 

7月初めには収束傾向にあって、期待と明るい雰囲気が広がっていたように思います。夏休みの旅行や帰省、イベントなど楽しみな計画を立てていた方もおられたでしょう。その矢先、計画変更を余儀なくされて落胆が広がっているようにも感じます。この3年間、感染拡大と収束の波とともに、希望と喜び、失望と落胆も繰り返されたと思います。

 

しかしこのような中にあっても、学生が感染予防と健康観察を行い、自分が感染者や濃厚接触者になった場合には学内ルートにきちんと報告し、学内での感染拡大の予防に努めています。このような学生の主体的な取り組みと教職員の対応によって、教育活動が守られています。

 

第7波の中にあって、学内では一人ひとりの学生と教職員が日々の学習を、また社会では保健医療福祉職の方々が私たちの健康と生活を、懸命に守っている。このような日常の感謝と喜びが、悲観的になりがちな気持ちを希望へと導いてくれるように思います。