クリスマスシーズンの風物詩:クリスマスツリー
10月以降、感染収束の状況が続き社会経済活動も活発化してきている矢先、変異株のオミクロン株の脅威が迫りつつあります。
昨日(12月22日)の報道では、空港での水際対策をすり抜けて、海外渡航歴や濃厚接触者と交流のない方にも感染が確認され、市中感染拡大のリスクが高まってきている模様です。
人流の増えるクリスマスや年末年始の直前になって不安が広がります。
一昨年から続くこの新型コロナウイルスの感染拡大は、先行き不透明な時代を生きる私たちの柔軟性や適応能力を試すストレス・テストのようです。
柔軟性を発揮してテストをクリアしていくには、現状への適応と先行きを読んだチャレンジが必要です。
来年は、新たなチャレンジの年です。
1つには「国際保健医療福祉プログラム」の開設です。
現在、新型コロナウイルスの感染拡大で海外との人の往来は途絶えていますが、オンラインによる交流は益々発展していくでしょうし、在日外国人の保健医療福祉サービスに対応し得る人材の育成も課題です。
2つ目は2023年度に開設する「国際教育学部」の準備です。
これは聖隷学園のグローバル構想の一環として、グローバル時代に生き活躍する子どもたちの育成に向けた教員養成をめざすものです。
なお2023年度には「国際教育学部」と「社会福祉学部」に「公認心理師コース」を開設し、学部横断の教育プログラムとする計画です。
クリスマスシーズンの風物詩、聖隷学園のクリスマスツリーが今年も光り輝いています。
世界は今、新型コロナウイルスの感染拡大や貧困、紛争、難民、環境問題など暗い時代です。
しかし暗がりの中にこそ光を見出すことができます。
新しい年が光りを見出し得る年でありますように!
今年1年も、学長ブログをお読みいただき、ありがとうございました。
来年1月号からは、少し趣向を凝らしたいと思っています。
引き続きよろしくお願いいたします。