同窓会総会に参加して
昨年来、この学長ブログではコロナ禍でのいろいろな思いを綴ってきました。もうコロナのことはと思いながらも感染拡大が収まらないどころか、ここ浜松では罹患者数が数日連続して過去最多を更新し、26日には市独自の警戒宣言が発令され、そのことに触れずにはいられません。現在大学では、感染予防と水際対策を徹底しながら通常の授業形態を継続していますが、状況の早期把握と判断、オンライン等への切り替え等の準備を怠らないようにしています。学生並びに教職員の皆さんの感染予防の取り組みに、頭が下がる思いです。
そのような中、15日に大学同窓会総会がハイブリッド形式で開催され、同窓会顧問の私も出席いたしました。この3月で卒業生・修了生の数は、1969年に開学した「浜松衛生短期大学」、及び1978年に開設された「福祉医療ヘルパー学園」から数えて13,782名となります。そのお一人お一人が同窓会活動に参加され、また本学の建学の精神である「生命の尊厳と隣人愛」を大切に地域の保健医療福祉を支えておられます。
総会では、コロナ禍での学生の経済的支援として新たに特別給費生制度などをご検討いただきました。すでに同窓会奨学金やサークル活動支援、留学補助支援などの制度もあり、手厚いご支援に感謝の言葉もありません。本学は、このように多くの卒業生・修了生の方々に支えられている大学であり、それが本学の大きな財産と強みでもあります。これからも同窓会との強い絆とパートナーシップのもと、皆様の期待に応え得る人材育成を進めて参ります。
毎年11月に開催されるホームカミングデーでの再会を楽しみにしています。今年は11月6日です。その頃にはワクチン接種が進み、感染も収束に近づいていることを願っています。