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2019年9月30日 (月)

「2019同窓会 in 東京」

本学が誇れるものの一つは、歴史と伝統です。本学は1949年に、前聖隷学園理事長の長谷川保先生が戦後復興のためには青年の教育が最も重要な事業であると考えられ、「遠州基督学園」が開設されました。そして、1952年に、「聖隷准看護婦養成所」として看護師の養成が始まりました。現在では、看護学部、社会福祉学部、リハビリテーション学部、そしてそれぞれの上に、大学院博士前期・後期課程を有する保健医療福祉の総合大学に発展しました。このような発展の基盤は、卒業生・修了生の皆さんが、建学の精神である隣人愛の精神を大切にして医療機関や施設、地域社会で活躍されているからです。 

大学では卒業生・修了生への感謝と伝統を引き継ぐため、同窓会と協力をして、大学におけるホームカミングデー(年1回)の開催とともに、関東地区と関西地区で、それぞれ隔年で同窓会を開催しています。今年は9月14日に「2019同窓会 in 東京」が開催されました。卒業生・修了生との懇談の中で、皆さんが口々に言われることは、「聖隷の教育は違いますね」とよく周りの方々から言われるということでした。その違いとは何か? それは看護や支援の技能の高さもさることながら、卒業生・修了生の皆さんが献身的に患者様や対象者に尽くす態度、すなわち隣人愛の精神に基づく「愛の配慮ある看護やケア」にあると思います。それは、本学で学んだ私たちが、愛の配慮なくして、そこに適切な治療や看護や支援が生まれないことを知っているからでしょう。同窓会を通じて、本学は、卒業生・修了生の皆さんが聖隷での学びに自信と誇りをもって活躍されていることに支えられていると自覚します。

 

2020年4月には英語イマージョン教育を主体とした「聖隷クリストファー小学校」が開学します。大学もまたグローバル化に向けて大きな発展期を迎えています。一方、その基盤である卒業生・修了生の皆さんによって培われてきた歴史と伝統、そして隣人愛の精神を堅持し継承していくことも、現在の我々の果たすべき使命の一つでもあります。