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2019年7月30日 (火)

学修成果と人材育成の質保証

天候不順の長い梅雨が明け、連日、日本各地で最高気温を記録する猛暑が続いています。大学では定期試験が始まり、学生の皆さんが、講義後も学生ホールや図書館ラーニングコモンズで自己学修に余念がありません。学生の皆さんがこの暑さに負けず、この春セメスターの学びを総括されることを願います。

 

今年度の重点課題の一つは、学生の学修成果を可視化し、教育と人材育成の質保証のシステムを構築することです。この上半期には、eポートフォリオ・システムを取り入れ、本学の学位授与方針(ディプロマ・ポリシー Diploma Policy: DP)の到達ルーブリックを策定し、学生の学修成果と教員の教育成果の可視化を促すシステムを構築しました。具体的には、eポートフォリオ・システムに、各学部・学科の7つのDP項目を具体的に卒業時に備えるべき能力として5段階尺度で定性評価し、各科目の定量評価とも照らし合わせて、その結果をレーダーチャートで示すシステムです。この秋セメスターのガイダンスから運用を開始します。これまでの学びと成長の過程と、この春セメスター到達について、一人ひとりの学生と担当教員が相互に、何をどのように学び、どのような力を身につけたかについてアセスメントし、到達状況と課題を把握し、次の目標設定を行います。これにより学生自身が成長を実感し課題を認識することができ、またDPの実現度の評価から個々の教員の教育改善と全学の教育力の向上(内部質保証)に結びつくと期待しています。加えて、学修成果を可視化することは、大学の場合では保健医療福祉・教育の人材養成の質保証という点でも、進学者および社会への説明責任と信頼性の向上にもつながると考えています。

 

本学では、授業評価や学修時間・学修行動の調査、学生・保護者満足度調査、資格取得の分析など、各種の教学IRデータの測定と活用により、教育の内部質保証に努めています。加えて、この学修と教育成果の可視化システムの運用により、さらなる教育力向上と人材養成の質保証をめざしていきます。