新年度(2019年度)に向かって
2月は、各種の国家試験の時期です。本学でも、看護学部、社会福祉学部、リハビリテーション学部のそれぞれの学生が遅くまでラーニングコモンズや学生ホール、演習室などで勉学に励んでいます。それぞれの力が存分に発揮され、良い結果が導かれることを祈っています。
また2月、事業評価と計画策定の時期でもあります。今年度は、各学部の教育特徴の強化、国際化、社会福祉学部の再編などに取り組み、それぞれの成果がこれから現れてくるだろうと評価しています。次年度も今年度のこれらの事業を着実に推進するとともに、1)内部質保証、特に教育と学習の成果の可視化に向けたDP(ディプロマポリシー:学位授与方針)ルーブリックの策定とeポートフォリオの導入、2) 社会福祉学部の社会福祉と介護福祉の学科統合による教育体制の再整備、3) 学費無償化(授業料等減免と給付型奨学金の支給)に向けての学内整備、などを重点課題としています。
聖隷学園では、2020年にクリストファー小学校が開学します。英語イマージョン教育、探究型教育を柱とした新時代を担う新たな教育が始まります。これにより、こども園から大学・大学院までの一貫した聖隷の教育体系が整うことになります。そして、次なる目標には、メディカルスクール構想があります。大学でも、これらの学園構想に中で、さらなるグローバル化の推進とメディカルスクールにつながる教育体制の構築を進めていきます。
このようなビジョンの実現に向けて、2019度は大きな飛躍のための準備の一年であり、大きなターニングポイントの年となるでしょう。これからの聖隷学園と大学の発展をご期待ください。