認知症の理解Ⅰの授業では、
特別養護老人ホーム萬松の里 介護主任の鈴木様をお招きし、
認知症を患った方の心理に関して講義をしていただきました。
”大学では得られにくいものを”、と考えてくださり、
今までのご経験を、例を交えてお話しくださいました。
”認知症を患っている=常時支援” ではなく、不安定な心理や感情の時に支援が必要なこと、
周辺症状の基になっている心理や感情を知ろうと努めること、
支援者自身の状態を整えること・・・などと、
認知症を患っている方が、その人らしく最期まで過ごすことができること、
そして支援者が心身ともに穏やかに支援し続けられる為に、
支援者がすべきことを具体的に示してくださいました。
学生一人ひとりに向かって、暖かな表情で丁寧にお話しくださる姿がとても印象的でした。
現場で働いている素敵な先輩介護福祉士から、直接お話を伺える貴重な時間となりました。
鈴木様ありがとうございました。
(写真の掲載はご承諾いただいております。)