施設見学 報告その2
介護福祉学科教員の野田です。前回に続いて施設見学報告 続編です。
概観です。各階の構造が違っており、渡り廊下からお互いの生活ぶりが見えます。
見学当日は拝めませんでしたが、渡り廊下から富士山が見えるそうです。
採光のための工夫が様々な場所に見られ、どこも明るい印象でした。
居室近くにはウッドデッキがあり中庭を眺められ、外気にすぐ触れることができます。
手作りの家具があちらこちらに・・・椅子の高さを調整するものや
ご利用者の体型に合わせた机なども各ユニットに用意されていました。
猫の可愛いスナップの周囲には職員さんが一枚一枚にイラストを施してありました。
ウッドデッキの横にミニ畑がある箇所もありました。
デイサービスのフロアにはパーテーションで仕切られたカラオケボックスが・・・
スポットライト・・・これで心置きなくカラオケを楽しまれご利用者もいるようです。
テレビの高さもご利用者がどの位置でも見られるような工夫がなされています。
時計もファッショナブルでした。
ハード面に着目しがちですが、見学終了後の施設長さんや介護長さんとのお話合いを通して
「焼き芋の屋台が来たら、利用者だって買いにいけばいいんです」
「時にはラーメンだって食べたいですよね」
と施設で暮らしていても地域で暮らし続けていた以前の暮らしになるべく近づける様々な工夫やそれにまつわるエピソードに非常に感銘をして帰ってきました。