2018年3月 2日 (金)

硬式野球部へのインタビュー

硬式野球部は、2017年3月より、東海地区大学野球連盟 静岡県学生野球リーグに参戦しています。

初めてのシーズンを終え、2年目となるシーズンの開幕を間近に控えた前主将の澤井翔太さんと現主将の前田敦也さんに、お話を伺いました。

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写真右 前主将の澤井翔太さん(理学療法学科3年次) 投手・内野手

写真左 現主将の前田敦也さん(理学療法学科2年次) 内野手

 

澤井翔太前主将

2017年度リーグ戦を振り返って

初めて参戦した春季リーグは、初めてのことばかりで戸惑いもありましたが、秋季リーグは春の経験もあり、落ち着いて試合を運ぶことができました。

主将としては、チームの団結力やモチベーションを挙げることに力を注ぎました。

リーグ戦参加にあたって、取り組んだことは?

大学の理学療法に関する講義で学んだトレーニングやストレッチを生かして、効果的な練習を積みました。こうした日々の練習が個々のレベルアップにつながったと思います。

本学の強み、向上が必要なところは?

やはり、理学療法の授業で学んでいるトレーニングやストレッチ、体の使い方などについて、プレーヤーとして知識があることは強みになっていると思います。一方、体の大きさ、スイング、足の速さなどは、さらに研さんが必要と感じています。

2018年春季リーグ戦に向けての抱負は?

2017年度の経験から、試合を重ねるごとに個々の力が向上することを選手自身もわかりました。どのチームに対しても果敢に挑戦をしたいと思います。

前田敦也主将

今度、取り組んでいきたいことは?

基礎的な練習を積み重ねたいと思います。2017年度に大きな経験を積めましたので、それを後輩に練習で伝えていくのが主将としての役割と考えています。

また、大学に入って高校野球との違いを痛感しています。高校時代は金属バット、大学になったら木製バットになり、打球の飛び方が変わりました。それに、高校時代は指導者の指示でのみ練習していましたが、今は練習メニュー等を自主的に考えてトレーニングしています。今後は、春季リーグ戦に向けて実践的な練習をしていきたいと考えています。

本学の強み、向上が必要なところは?

強みはやはり大学で学んでいる身体運動に対する理解の深さです。また、部員はみな医療従事者を目指しているため思いやりの心があります。それがプレーに出ると、優しすぎたり、また控えめになったりして弱みになってしまいます。時にもっと積極的にならないといけないと感じることもあります。この点は部員とよく話し合いたいと思います。

春季リーグ戦に向けての抱負は?

勝つことよりもまず試合をやりきることです。一人ひとりレベルアップすることが勝ちにつながると思います。また、基本練習の傍ら気持ちの強さや切り替えも大切にしていきたいです。

<監督インタビュー>

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柴本勇監督(言語聴覚学科長)

1年を振り返って

開幕当初、大学野球のレベルの高さに圧倒されました。しかし、皆が目標を明確にして、努力を重ねました。地元のクラブチームや高校にも多くのご支援を頂きました。部員は、公式戦前後に各大学のプレーを見学し、自身でもできるように練習を繰り返しました。指揮官である私は、本学の特徴を生かした戦術とは何かを常に考え、どういう戦い方や練習をしたらよいか工夫を重ねました。当初は、試合を続けるほど苦しいという状態が続きましたが、徐々に楽になり結果が表れ始めました。2017年は部員、スタッフみんなが努力ばかりした1年だったと思います。先日は、部員やスタッフ全員で2017年の努力をねぎらい、2018年の飛躍を誓いました。新たなる気持ちで次のシーズンを迎えられそうです。

春季リーグの抱負は?

本学は医療福祉保健専門職を目指している集団のチームです。そのようなチームがトップチームと互角に戦うには、科学的なトレーニング、科学的な体作り、科学的なチーム作りが不可欠です。幸いチームには、スポーツトレーニングやコンディショニングが専門のスタッフがいます。戦術も含めて、科学的な思考でリーグ戦を戦っていきたいと思います。2年目になりますが、本学の特色を生かしたチーム作りと試合運びを継続していきたいと思います。

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