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2019年12月24日 (火)

国際交流サークルGlobal Labでは、1126日、海外ボランティアに参加した学生による活動報告会を行いました。今回発表をしてくれたのは、看護学部2年次生の学生と、社会福祉学部2年次生の学生です。2名とも本学の研修プログラムからの参加ではなく、自身の所属する学生団体や民間のNGO団体のツアーに参加するという形でボランティアを経験したそうです。

 

1人目の学生は、1年次の春休みにインド、2年次の夏休みにカンボジアに滞在し、貧困地域で家を建てるボランティアをした経験を発表してくれました。

2人目の学生は、2年次の夏休みにカンボジアのスタディーツアーに参加し、カンボジアの孤児院や村の小学校でボランティアをした経験を発表してくれました。

 

2名の発表で最も印象に残っていることは、「自分の目で見ること」の大切さです。自分の目で見たからこそ分かったことが沢山ある、そこにはテレビのニュースでは映されない、人々の毎日の暮らしがあるのだということを2名の学生は教えてくれました。

「行ってよかった」と朗らかな表情で語る彼ら。発展途上国でのボランティア経験から多くを学び、悩み、考え、大きく成長してきたに違いありません。同じ大学の学生が、海外でボランティア経験を積みながら世界の問題と向き合い、日本の大学生として、未来の専門職者としてできることについて考えていることが非常に刺激的でした。

 

「学生である今だからこそできること」 今回の報告会は、海外ボランティアという枠を超えたさまざまなことを考えるきっかけになりました。私自身も海外でボランティアをしようと考えたことはありますが、不安な気持ちが大きく、なかなか一歩を踏み出せずにいました。しかし、今回の報告会で、私も参加したいという気持ちがさらに高まりました。また、このように海外での経験を語り合える場をもっと作っていきたいと改めて感じました。

 

国際交流サークルGlobal Labでは、英語の学習や留学生との交流だけではなく、今回のような楽しいイベントも開催しています。毎週火曜日の12:00から1411教室で活動しているので、気軽にのぞいてみてください。

(国際交流サークルGlobal Lab部長)

2019年5月28日 (火)

5月15日(水)の昼休みに、2018年度秋セメスターに海外研修に参加した学生との座談会を開催しました。今回は、海外研修(オーストラリア)、アメリカ看護研修、アメリカ言語聴覚学研修の参加者が研修での経験談を披露してくれました。

海外研修に興味を持っている学生からは「研修先で英語が話せるか不安」という声が多く聞かれましたが、参加者は「英語が話せなくても、お互いを理解したいという思いから心が通じ合う。まずは挑戦してみて!」と前向きなアドバイスをもらいました。

アメリカ看護研修では、交流協定締結校であるサミュエルメリット大学の教員宅にてホームステイをし、アメリカの暮らしを体験する機会があったそうです。通訳がいないなか、英語でコミュニケーションをとるという経験を通し、今後、外国人とかかわっていく上での自信につながったと話していました。海外研修ならではのこの経験に、参加者は目を輝かせていました。

研修で興味をもったことについて帰国してからも学習を続けていたり、さらに視野を広げるために別の研修への参加を検討したりしている人もいました。海外研修は海外に行って終わりではないのだと改めて感じました。海外研修参加者は皆、口をそろえて「行ってよかった」と話していました。それは楽しい経験の中で今後に繋がるたくさんの学びがあり、自身の成長を実感できたからではないでしょうか。

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今回、海外研修に興味がある人が実際に参加した人たちと気軽な話をできる場を作りたいという思いから、この座談会を企画しました。研修参加者が積極的に経験してきたことについて話してくれたり、現地で撮影した写真を見せてくれたりして、楽しく充実した座談会になったと思います。海外研修に興味がある皆さんは、より研修への意欲が掻き立てられたのではないでしょうか。国際交流サークルGlobal Labでは、秋セメスターでも2019年度春セメスターに海外研修に参加する学生との座談会を開催する予定です。今度はどんなお話を聞くことができるのか、今から楽しみですね。

(国際交流サークルGlobal Lab部長)