内閣府 平成27 年度 子ども・若者育成支援のための地域連携推進事業「青年リーダー研修会」
平成28年1月20日~22日の3日間、
国立オリンピック記念青少年総合センターで
内閣府主催の「青年リーダー研修会」が行われました。
各都道府県の推薦者と内閣府からの推薦者が一同に会し研修を行い、
学びを深めていきました。
今回、内閣府の推薦により研修会に参加をいたしました。その様子をお伝えいたします。
1日目、研修は、自己紹介の後、班別討議から開始されました。
様々な子ども・若者育成支援に関わる方々が
「青少年育成活動に実際に参加している国民は7.5%」(内閣府調査)
に基づき意見交換を行っていきました。
2日目は、コミュニティーオーガナイジングについてのワークショップが
1日かけて行われ、特に「パブリック・ナラティブ」についての理解を深めていきました。
2日目の様子につきましては、コチラをご確認ください。(クリックすると別ページへ移動します)
講義とグループワークが繰り返し進められていき、
「市民の力で社会の仕組みを変えていく方法について」
理解を深めていきました。
3日目は、「子どもや若者の社会参画を促進するには」というテーマで講義が行われました。
講師から飛び出したのは「私たちが思う今頃の子ども・若者観とは何か?」という問いでした。
負の面を見れば、「ゲームばかりしている。意思を持たない。・・・」など様々でてきます。
しかし講師が言われたのはこの一言です。
「それは、全て子ども・若者が悪いのか」
確かにゲームは大人が作り出しているのだし、ちゃんと子どもの意見を受け止め育てていないのは地域を含む大人の責任でもあります。
大人の在り方を個々人が見つめ考え直していくことの重要性についても学ぶことができました。
「子どもを育てることは地域づくりにつながる」というとても興味深いお話でした。
その後は、グループに分かれ最後のプログラムが行われました。
2日目に行われたパブリック・ナラティブの個人発表です。
参加者は、自分の過去・今取り組んでいる課題その緊急性と
私たちに何ができるのかを提示していきこのグループワークでも
お互いに刺激をし合っていきました。
最後に内閣府の方からは「国民運動として研修を開催している」という話があり、
これから個々の青年リーダーがこの研修の内容を地域に戻り広げていくことの必要性と
参加者同士の関係性を継続的なものとし活動に生かしていくことの価値についてお示し頂きました。
私、個人としてもこの学びを大学にいる他の学生や活動している地域の場においても生かしていけるよう意識を持ち今後も活動していきたいと考えました。
(レポート:伊熊 公一)