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2015年8月18日 (火)

介護福祉士実習指導者講習会の講師を務めて


平成27年度8月9日(金)介護福祉士実習指導者講習会3日目Aコース
「スーパービジョンの意義と活用及び実習生の理解」、
今年度も講師を務めさせていただきました。

受講生は64名、介護福祉士として実務経験が22年もある方や多くが
施設・事業所の責任者でした。

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介護福祉士の一般的なイメージは、
「汚い」、「きつい」、「給料が安い」ですが・・・。

介護福祉士は、介護を必要とする人を中心に考え、
心身の状況に応じた個別介護を提供する国家資格です。

介護福祉士の養成において介護実習は教育の中心的な
内容です。

介護実習施設としては、「厚生労働大臣が別に定めるもの」として
施設の範囲が実習施設・事業等(Ⅰ)と実習施設事業等(Ⅱ)に
区分されています。

実習指導者の資格として、実習施設・事業等(Ⅱ)の区分では、
原則として、介護福祉士として3年以上の実務経験があり、
かつ厚生労働大臣に届けられた「介護福祉士実習指導者講習会を修了した者」。
その他そのものに準ずる者として厚生労働大臣が定める者という要件があります。

実習施設・事業等(Ⅱ)における介護実習Ⅱでは、一人の受け持ち利用者
(介護サービスを利用する人)の介護計画を立案・実施、評価・修正といった
一連の思考過程の展開(介護過程の展開)を行います。実習指導者は介護過程の
展開する実習を指導することができる人ということになります。

この日の研修は、講義・演習で7時間、受講生は3つのグループワークのつながりを
意識し、8つのグループすべてが時間内におさめ、素晴らしい発表をしてください
ました。この方たちが、介護福祉教育を支えてくださると思うと、コメントにも
力が入りました。

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なお、ブログに掲載するにあたり、主催者介護福祉士会と受講生の許可を得ています。

                             (教員 杉山せつ子)