学生さんによる書籍紹介(#^.^#)その10
介護の基本Ⅲでは毎回学生さんによる書籍紹介を行っております
第10回はナーミさんが担当です
1.書籍名:こころを看取る 訪問看護師が出会った1000人の最期
2.著者:押川真喜子(2012年、聖路加国際病院 訪問看護ステーション所長)
3.発行所:株式会社 文藝春秋
著者である押川さんはベテランの訪問看護師です。本書は、彼女の“1000人の患者やその家族との出会いと別れから生まれた「こころと命の物語」”です。訪問看護をしている中で実際にあったことが書かれています。
「在宅医療は、患者さんやご家族にとって、いいことばかりではありません。(中略)一方で、特別なことがなくても、家族と一緒に日常を過ごせることで、大きな喜びや幸せを感じることができるのも、在宅医療だからこそだと思います。」(本書“はじめに”より)
「施設(病院)から在宅へ」「地域福祉の促進」と言われることが増えてきた今日、この本から在宅ケアを利用している家族の様子、自分たち(介護職)とは違う職種について色々勉強できるのではないかと思います。