本の紹介 新しいリハビリテーション
10年ほど前に
出版された本ですが、
今読んでも
全く古く感じない内容でした
大川弥生(著)
新しいリハビリテーション
(講談社現代新書)/講談社
リハビリテーション領域は
日進月歩の発展を
遂げているはずなのに、
大川弥生先生が指摘する
〝活動向上訓練”
については、
まだまだ
定着していないと感じます
先日紹介した
大川弥生先生の著書
にも書かれていた
生活不活発病(廃用症候群)
をどう防ぐかが、
介護福祉士の
大きな使命であることを
再認識しました
〝車いす偏重の害を考える”
〝つくられた歩行不能”を防ぐ
歩行練習は
訓練室での練習ではなく
〝日常生活のなかで歩くことが大切”
〝少量頻回訓練”
〝屋内歩行から屋外歩行へ”
自立支援介護における
運動領域の話と
多くの部分で重なります~
要介護高齢者の
日常生活を
活発にしていくことが
この超高齢社会において
いかに大切かが
よくわかる内容です
そのためには
日常生活のサポートをする
介護福祉士が中心的な役割を
果たさなければなりません~
介護福祉士に対する
社会的な使命が
ますます高まることでしょう~
この2冊、
一般向けの新書ですが、
学生さん、
介護福祉現職者の
皆さんには
ぜひ読んでいただきたい内容です~
(かず)