« スキルアップ講座 | メイン | 好き過ぎて・・・(*^。^*) »

2014年8月 7日 (木)

介護福祉士実習指導者講習会の講師を務めて

介護福祉士実習指導者講習会は、厚生労働省の委託を受け、
社会福祉法人日本介護福祉士会支部が実施しています。

今年は平成26年8月3日(日)9時から17時30分にかけて実施され、
56名の方が受講されました。

平成24年4月より実習生の受け入れをするにあたって、
本研修の受講が義務付けられました。
介護福祉士養成カリキュラムの「介護実習Ⅱ」の実習指導者に対して、
必要な専門的知識及び教育方法を習得するための研修です。

介護実習Ⅱは、一人の受け持ち利用者(サービスを利用する人)の介護過程の展開をする実習です。

介護過程とは、一般に「介護の目的を達成するために行う専門知識を活用した
客観的で科学的な思考過程」をいいます。

介護過程の展開は、専門的知識や技術を活用し、
アセスメント→計画の立案→実施→評価・修正の順に系統的な方法で行います。

今回、杉山は静岡県介護福祉士会主催の3日目の
「スーパービジョンの意義と活用および実習生の理解」Aコースの講師を担当しました。
*第1回目からこの研修の講師を務めさせていただいています。

Img_0385

全体の内容としては、尊厳と自立、職業倫理の確認をし、
一般的なスーパービジョン、実習におけるスーパービジョンと実習生理解の講義を80分します。

その後、7名のファシリテーターさん(静岡県介護福祉士会)の協力を得て3つのグループワークを行い、
実習生の理解を深めることと、スーパービジョンの機能・形態・人的要素を活用し、
指導困難な実習生の支援計画を立案し、それを発表します。

Img_0406

Img_0412

Img_0416


実習指導者になろうとしている受講生は、経験・能力・人物的にも優れた方が多く、
本講座の達成目標を捉え、短時間で3つのグループワークを見事にまとめ、
同じ専門職である介護福祉士を目指す実習生への思いは、真剣で温かいものでした。

                                      (杉山)