聖隷クリストファー大学介護福祉専門学校ブログ

『体験授業「とろみ剤」』

今回の体験授業では、参加してくださった方、全員に「とろみ剤」を用いて、
水分を取っていただきました。

「とろみ剤」とは、たべものや飲み物に加えて混ぜることで、
温度に関係なく適度なとろみをつけ、
食べ物を飲み込みやすくすることができる粉末状の食品です。

加齢に伴いお年寄りがむせるということは、
病気や飲み込む際に気管に蓋をする喉頭蓋の反応が間に合わなかったり、
しまりが悪かったりすることが考えられます。

介護現場では、嚥下（飲み込む）障害のある、
お年寄りの水分補給を安全にということで、
「とろみ剤」を用いサラサラの水分にとろみをつけていますが、
とろみの調整を間違えると危険性も伴います。

介護を必要とする人の、「その人らしい人生の質を支える」介護福祉士には、
とろみの適用ひとつをとっても、医師や栄養士、言語聴覚士など医療職と
連携する力量と、毎日の生活のなかで口にするもの、
味や口の中の不快感などへの工夫・配慮への力量が問われます。

『聖隷歴史資料館の紹介』

聖隷歴史資料館を紹介する職員さんです。
聖隷の歴史を分かりやすく紹介してくださっている傍らで、
杉山は、こころを熱くし、嬉しく聴いておりました。

『充実した図書館』

聖隷クリストファー大学には、看護学部、社会福祉学部、リハビリテーション学部があり、
3領域の博士後期課程まであることから、
保健・医療・福祉の専門図書が充実しています。

聖隷クリストファー大学介護福祉専門学校は、
この豊かな環境を共有するということで紹介されました。

次回　9月10日（土）14:00～のオープンキャンパスは、
大学周辺施設の見学と天竜厚生会で働いている介護福祉士さんの講話があります。
当日参加も歓迎します。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（教員：杉山せつ子）