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2016年7月21日 (木)

7月2日(土)オープンキャンパスミニ体験授業の様子を紹介します。

この日は、学生スタッフやボランテイアとして

一期生の学生さん6名が近い将来の後輩を意識し、協力してくれました。

なかには、前回のオープンキャンパスの

学生スタッフだった学生さん2名も含まれていました。

今回のミニ体験授業は、A先生による衣服の着脱です。

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 これは、脳梗塞などで片麻痺の後遺症がある人の衣服の着脱の

「脱健着患(健康な側から脱いで患側から着る)」の原則を踏まえた

“見守り”と“できない部分の介助”場面です。

 

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介護の専門職の“見守り”は、安全もありますが、

その人のできる力を尊重し、尊厳を守る自立支援になります。

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これは、オープンキャンパス参加者が手首に青いおもりをつけ、

片麻痺のある要介護者役になり、衣服の着脱を実際に体験している場面です。

2列に並び、運動会を思わせるBGMが軽快に流れるなか、

ゲーム感覚で早さを競っていました。

 

この演習のねらいは、心身に障害がある人の衣服の着脱場面で、

“相手のペースに合わせること”、“焦らせることへの注意”を

体験として学ぶことだったと思います。

 

今回のオープンキャンパスのミニ体験授業は

「片麻痺がある人の衣服の着脱」でしたが、レクリエーション企画でもありました。

楽しみながらの衣服の着脱の授業では在学生や教職員、

参加者間のふれあい、コミュニケーションがあったことを思います。

 

聖隷クリストファー大学介護福祉専門学校では、

8月6日(土)・20日(土)に今年度メインのオープンキャンパスを開催します。

是非、素敵な在学生、教職員、参加者との楽しいふれあいを期待して、

高校生・社会人の方たちが来校くださったら嬉しいです。

 

              

                                  (教員:杉山せつ子)