7月2日(土)オープンキャンパスミニ体験授業の様子を紹介します。
この日は、学生スタッフやボランテイアとして
一期生の学生さん6名が近い将来の後輩を意識し、協力してくれました。
なかには、前回のオープンキャンパスの
学生スタッフだった学生さん2名も含まれていました。
今回のミニ体験授業は、A先生による衣服の着脱です。
これは、脳梗塞などで片麻痺の後遺症がある人の衣服の着脱の
「脱健着患(健康な側から脱いで患側から着る)」の原則を踏まえた
“見守り”と“できない部分の介助”場面です。
介護の専門職の“見守り”は、安全もありますが、
その人のできる力を尊重し、尊厳を守る自立支援になります。
これは、オープンキャンパス参加者が手首に青いおもりをつけ、
片麻痺のある要介護者役になり、衣服の着脱を実際に体験している場面です。
2列に並び、運動会を思わせるBGMが軽快に流れるなか、
ゲーム感覚で早さを競っていました。
この演習のねらいは、心身に障害がある人の衣服の着脱場面で、
“相手のペースに合わせること”、“焦らせることへの注意”を
体験として学ぶことだったと思います。
今回のオープンキャンパスのミニ体験授業は
「片麻痺がある人の衣服の着脱」でしたが、レクリエーション企画でもありました。
楽しみながらの衣服の着脱の授業では在学生や教職員、
参加者間のふれあい、コミュニケーションがあったことを思います。
聖隷クリストファー大学介護福祉専門学校では、
8月6日(土)・20日(土)に今年度メインのオープンキャンパスを開催します。
是非、素敵な在学生、教職員、参加者との楽しいふれあいを期待して、
高校生・社会人の方たちが来校くださったら嬉しいです。
(教員:杉山せつ子)