介護実習Ⅱ 障害者支援施設におけるスーパービジョン
2年次生3名が実習した施設は、障害者支援施設で主に身体に障がいがある人が
生活している施設です。
2年次生3名にとって、受けもち利用者を一人決め、個別介護計画を立案する実習は、
はじめてということで大変だったと思いますが、素敵な出会いがあり、心に残る実習で
あったことを思います。
スーパービジョンとは、社会福祉施設・機関において実施されるスーパーバイザー
(施設長さん、実習指導者さん)によるスーパーバイジー(学生)に対する
管理的・教育的・支持的機能を遂行していく過程をいいます。
この施設には実習指導者さんが3名おり、最終スーパービジョンでは、学生の実習記録
を丁寧にみてくださったうえでの個別介護計画へのコメント、学生の貴重な体験や学びを
引き出す助言、接遇における言葉遣いの重要性等、近い将来の仲間として指導くださいました。
施設長さんは、実習におけるスーパービジョンに実習1週目から4週目、4回すべて
出てくださり、接遇から介護計画の立案、プレゼン力の必要性など体験を交え分かり
やすく説明してくださいました。
この写真は、実習2週目のスーパービジョン前に施設長さんと一緒に撮ったものです。
この写真は、実習4週目、最後のスーパービジョンの前の緊張している学生さんです。
この写真は、施設長さん、実習指導者さん3名が揃ってスーパービジョンに出て下
さった場面です。
学生さんから「財産となる学びができました」ということばが聞かれました。
このように、学生は実習を受け入れる配属先の施設長者さんや実習指導者さんから、
直接指導を受けながら介護福祉の専門職として育成と定着が図られるのです。
最後に、実習指導者さんより、3名の学生さんへ2年半後の就職のオファーがありました。
なお、ブログに掲載するにあたり、施設長さん、実習指導者さん、3名の学生さんの
許可を得ています。
(教員 杉山せつ子)