被災地ボランティア報告 その2
介護福祉学科教員の野田です。
この春休みに仙台若林区荒浜地区に学生さんと共にボランティアに行ってきました。
那須を超えた辺りからSAにもこのような表示が多く見受けられました。
また所々、感謝の思いがこもったメッセージが行く先々に施されたいました。
被災者支援センターにコーディネートをお願いしての参加でした。
フィールドワーク場所までの移動は発災直後から電動自転車を利用。
多くは台湾の教会からの寄付を受けたと伺いました。
ワークに入る前に被災をされた方の気持ちを考えて現地では移動中も写真撮影をしないでくださいとオリエンテーションを受け参加しましたので、この「かぶ」はお土産に頂いたものを戻ってきてから撮影を行いました。
学生さんとはグループを分かれてワークを行いました。
私が行ったワークは二期作に向けての農地の再生作業でした。
地元の高校生・滋賀から参加された方々・支援センターのスタッフの方々と
被災者の方との作業の中で、確かにまだまだ復興の手が届いていないと実感しました。
「一人で(農作業を)やっていると気が滅入るから、誰かがおってくれないと辛い」と
ポツリと呟かれる瞬間や、お茶をすすりながら、津波の恐怖を話される瞬間に涙を禁じ得ない状況が続きました。
個人的には数回目の被災地ボランティアでしたが、やはり細々ながらも継続的な活動を続けなくてはいけないと思いました。
うまくまとまりませんが、自ら活動すると共に発信する活動にも力を入れたいと思っています。