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2017年3月

2017年3月31日 (金)

このような活動もしています

今日は教員以外の活動について、少し紹介したいと思います。

本学の教員以外の活動として、助産師の職能団体である浜松市助産師会会員としての活動もしています。

浜松市助産師会をご存じない方がいると思いますので、簡単に会を紹介したいと思います。浜松市助産師会には、現在、82名の会員が所属しており、助産所部会・保健指導部会・勤務助産師部会の3つの部会から構成され、それぞれの立場から、母子(親子)の健康が守られるよう誠意を込めて活動に取り組んでいます。また、妊娠・出産・産後(育児)が切れ目なく支援(妊産婦の包括支援)ができるよう、より3部会が連携できることを検討しています。

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現在、浜松市助産師会会長を担っている齋藤由美さんは我校の卒業生・修了生で、会には多くの卒業生・修了生も所属しています(母性看護学・専攻科教員の中にもいます)。助産院での実習や子育て支援ひろば、新生児家庭訪問等の実習を通して、専攻科生・学部生も助産師が真心を込めて温かく親子に向き合う姿勢を学ばせていただいています。 

少し前のことになりますが、今年も年始に鈴木康友市長を訪問し、現在の母子の状況や今後に必要だと思われる対策についての要望等をお伝えし、退院後の母子が安心して、安全に生活できるように行政への提言もしてきました。

15分間という限られた時間の中でお伝えしています。

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※写真掲載に関しては了承を得ています。

 

2017年3月21日 (火)

ナンヤン理工学院の学生とエンゼルケアの演習をしました

こんにちは。日差しに暖かさを感じられるようになりましたね。

2月末から3月にかけて、ナンヤン理工学院の学生が来学されました。

様々なプログラムがありますが、日本の病院での看護ケアの実際を学ぶプログラムとして、今回エンゼルケアの演習を担当させていただきました。

『病院での』と謳っていますが、実際は看護学部の教員2名で担当し、本学の学生(看護学部・リハ学部)がサポートしてくれました。

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今回研修に来ているナンヤン理工学院の学生さんは、夏にナンヤン理工学院に研修に行った本学の学生のホストファミリーをされていたそうで、お互いに関係を築いていて、積極的に関わってくれました!

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 英語での講義の一場面です。

講義の後はデモンストレーション!!国際交流センターの職員が通訳をしてくださいました。

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シンガポールでは看護師がエンゼルケアを行うことはないそうで、どのようなことをするのか真剣に見学されていました。本学の学生も、学内演習では実施しない内容でしたのでいつも以上に(?)真剣に見学していました。

デモンストレーションの後は、学生同士での演習です。

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本学の学生がサポートしながら実施しました。

日本は寒いのでジャケットを着ていましたが、メイクをするのに脱いでもらうのを忘れてしまい、途中で脱いでもらったりしました。このときも本学の学生とナンヤンの学生がお互いにコミュニケーションをとっていました。

 文化の違いについてもお話を聞きながら、死後のケアであるため怖くはないかなど、ナンヤン理工学院の学生からもいくつか質問をいただきました。

亡くなられても生きているときと同じように話しかけながらケアすること、ご家族と一緒にエンゼルメイクをすることで亡くなられた患者さまに触れ、向き合い、ともに患者さまのことをお話ししながら、闘病中には話す間がなかった元気だったころのお話などを聴かせていただいたりすることで、グリーフケアとして行うこと、また、自分の看護を振り返る機会にもなることなどをお話ししました。本学の学生にも感想を求められ(ナンヤンの学生さんは積極的です!)、実体験をもとに語ってくれた学生もいましたし、初めてのエンゼルケアの率直な感想、家族とのコミュニケーションが重要だと思ったことなどを語ってくれました。

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 最後はみんなで記念撮影をしました。その後も、学生は学生同士で交流するために一緒にランチをしにカフェテリア(学生ホール)に行っていました。研修プログラムは過密ですが、その合間に少しでも交流を深めようとしている学生同士の絆の深さを感じました。

 今回、研修プログラムの一部に参加させていただき、これまで臨床で行ってきたエンゼルケアを振り返る機会をいただきました。また、文化の違いからケアや教育について振り返る機会となりました。学生の意外な一面を見ることもでき、楽しい時間を過ごすことができました。

本学には一年に何度か提携校の教員や学生が研修に訪れます。海外にはなかなか飛び立てませんが、こちらに来てくださったときには積極的に関わっていきたいと思いました。

基礎看護学 水野

2017年3月17日 (金)

卒業式・修了式☆卒業パーティ

38日(水)にアクトシティ浜松中ホールにて卒業式・修了式が行われ、看護学部142名、助産学専攻科(17名)が卒業・修了いたしました。

式開始前の専攻科修了生です。

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開会を待っているところです。2階席から見てもとても華やかでした

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こちらは専攻科修了生です。

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卒業式・修了式中は、公式のカメラマン以外の撮影が禁止されているため、映像がなく残念ですが・・・、

パイプオルガンの演奏とともに賛美歌から始まる卒業式・修了式は、清らかな空気に包まれます。

 

卒業式・修了式を終えると、スクールバスで、卒業パーティが開催されるグランドホテルに移動します。到着後、卒業生の多くはドレスに着替えます。

10ブラスバンドサークル(在学生)が演奏するなか卒業生が入場します。

 

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ピースサイン以外の手の形は、分娩介助時にする手の形を再現しています。嬉しくて、カメラを向けるとすぐポーズをとります。

 

卒業パーティは、就職施設のご来賓、保護者の皆様もご出席されます。就職施設のご来賓の皆様からは、お祝いと励ましの言葉をいただきました。

 

卒業生からのことば、卒業生代表として、看護学部の学生がステージ上でご挨拶しました。会場が広いので、スクリーン(2箇所)にも映します。

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卒業生・修了生は、これから保健医療職者としての第一歩を踏み出します。
卒業生・修了生の皆さん、ご卒業、本当におめでとうございます。

卒業後も是非、母校に足を運んでくださいね。

2017年3月14日 (火)

今年もやっぱり 餃子パーティ♪

看護教員の密かな楽しみ「餃子パーティ」の日がやって参りました。

実習中の忙しい中、皆さんご参集いただきました。

看護学部の伝統の餃子は、リハビリテーション学部の顧先生直伝の水餃子です。

中国?千年の歴史文化を毎年伝授いただいております。

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もちろん、皮から手作りです!綿棒を自在に操って、皮を円形に作っていく師匠の手は、まさにGod Hands!!

 

「自分で食べる分は自分で作る」という原則があるため、おいしい餃子を食べようとみんな必死です。

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このような、形・大きさ様々な餃子が、トレイにどんどん出来上がっていきます。

 

 

それをおなべで茹でますが・・・

ただ茹でればいいというものではありません。

Photo_2顧師匠が認める餃子茹での第1人者豊島先生が茹でると、皮がピカピカつるっつる、ぷりぷりもっちりに仕上がります!途中注し水を3回するところがポイントだそう。

 

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今年は、この餃子大ファンで、お肉スポンサーでもあらせられる小島操子学長や総務部の黒田さんもお手伝いくださいました。

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ご馳走さまでした。にんにくの効いた顧師匠秘蔵のたれで、みんな大満足です!

顧先生曰く、「餃子作りに欠かせないものは、コミュニケーションである」いうことです。確かに、粉をこねながら、自然と言葉が飛び交い、笑い声が上がるということを参加者はみな実感し、「だから美味しいんです」というお言葉に納得いたしました。コミュニケーションの実習に、餃子作りを取り入れてはどうか!?という意見も飛び交いました。

また来年も美味しく楽しくよろしくお願いします♪

 

 

 

 

2017年3月10日 (金)

学生レポート:看護学部の新入生セミナーに向けた準備

春とはいえまだ浅く、風に冷たさが残る日が続く中で、梅や桜の開花が見られ、少しずつ春を感じられるようになってきた今日この頃です。

看護学部は、4月に行われる新入生セミナーに向けた準備のための全体会が33日に行われました。

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新入生セミナーとは、在学生が新入生の皆さんを歓迎するために行われる行事で、通称「新セミ」と呼んでいます。新セミの内容は、新入生と在学生の交流運動会や、上級生からのメッセージ、キャンパスツアーなどがあります。毎年とても盛り上がり、看護学部みんなで交流し、思い出に残る楽しい行事となっています。運動会は、20チームに分かれて、しっぽ取りやドッジボール、玉入れなど様ざまな競技で競います。

 

3日の全体会では、変更事項の確認や、運動会チームの看板作りの仕上げ、各担当にわかれて準備が行われました。

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私が担当している新セミの冊子の「クリストページ(通称:クリぺ)」は印刷と製本にかなり時間がかかってしまいましたが、自分の持ち場が終わった人達が手伝いに来てくれて、仲間の優しさを改めて感じ、心が温かくなりました。

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在学生は、新入生の皆さんに楽しんでもらえるように、心をこめて一生懸命準備をしています。4月から看護学部に入学される方は、ぜひ楽しみにしていてくださいね。そして在学生スタッフのみなさん、精一杯楽しみましょう。

 

(ブログ担当:もりや)