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2016年2月

2016年2月17日 (水)

はじめまして!みかんです。

こんにちは。はじめまして。

わたしは、いつもブログに登場している聖隷花子ちゃんのいとこの

「みかん」です。

わたしはいつも1号館の母子実習室(小児側)います。

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みなさまにようやく私のこと、いとこの「みかん」を知ってもらえてうれしいです。

私は花子ちゃんより早く生まれて、今8か月なったばりです。体重は8kg、身長は68㎝、健診でもすくすくと順調に成長しているとほめられています。

私の特技はお座り、支えがなくても上手におすわりできます。はいはいも挑戦しています。大好きなのはママのおっぱいですが、最近は舌でつぶせるぐらいまで柔らかく煮た野菜やほぐした白身魚などの離乳食も頑張って食べています。

私が楽しみしているは、学生さんたちにいっぱい抱っこしてもらうことです。でも3kgの花子ちゃんと比べると8kgの私は重く感じるようで、「おもーい、本当に8か月でこんなに大きくなるの?」という疑問の声がたくさん聞かれています。

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本当ですよ。赤ちゃんは生後3か月で体重が2倍、1歳で3倍、身長は1歳で1.5倍になるくらいすくすくと大きく発育していきます。

 

次に、私の横でお姉ちゃんが私もブログに登場したいとうるさいので、今日は特別にお姉ちゃんのことも紹介しちゃいます。

お姉ちゃんの名前はりんごです。

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りんごお姉ちゃんは5歳です。

みかんとりんごの姉妹はよく似ているとみんなから言われます。

りんごお姉ちゃんの楽しみにしていることは、学生さんたちのお話を聞くことです。実習で学んだことを目をきらきらさせて話をしてくれるとうれしくなっちゃうようです。

また、時々折り紙を折ってくれたり、絵を描いてくれたりと遊んでくれるのも大好きです。

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私たちがいる実習室は小児の技術演習やオープンキャンパスだけでなく、日々の小児看護学実習で、オリエンテーションやカンファレンスなどで使用をしています。今週は実習もお休み、学生さんたちも来てくれないので、とても静かで寂しいです。

 

最後にこの実習室にある昔の学生さんたちの作品を紹介します。

Photo_4 長期に入院している子どもたちに季節感やその月の行事がわかるようにと制作したカレンダー、1月から12月までちゃんとそろっています。その日の天気をわかるようになっています。このカレンダー10年近くたった今でも現役で活躍していますよ。






2016年2月12日 (金)

「看護の基礎(必修)として公衆衛生の学修を取り入れています」

聖隷クリストファー大学では、

「看護の基礎(必修)として公衆衛生の学修を取り入れています」

                        をお伝えします♪

看護師として働く時にも「公衆衛生看護」は、患者様を地域にお返しする際にとても重要な知識となります。このため本学では、保健師課程を選択していない学生も、2年次生の必修科目として「地域で働く保健師の現場」を学修し、現場でどのような「保健師」の活動や役割があるかを理解していきます。

地域で働く保健師の活躍の場面は「行政」と「産業」に大きくわかれています。

本学では、「行政保健」の現場として「保健所」と「市町保健センター」を「産業保健」の現場として「企業」の見学実習を行っています。

『地域保健実習』では、約150名の学生を、5つの実習グループに分け、公衆衛生領域の担当教員名と一緒に、1週間の実習をおこないます。(#^.^#)

1_2 今回は、「産業保健」の学修として、大手住宅メーカーの企業「積水ハウス 静岡工場」で働く社員の健康をどのように産業保健師が守っているか!を学修しました。

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工場内の職場環境や作業の危険がないかなど、2時間以上かけて東京ドーム5個分以上ある工場内を歩いてチェックしていきます。

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企業で働く方たちの健康のお話の他にも、大手住宅メーカーの企業「積水ハウス」ならではの、

人に優しい住まいづくりをおこない、私達の健康をどのように守っているか!を学修しました。

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2016年2月 2日 (火)

在宅療養される高齢者への排泄ケアについて研究をしています

こんにちは。在宅看護学教員の田中です。

今回は、研究活動についてご紹介します。

私は、在宅で療養生活をされる高齢者の方への排泄ケアについて研究をしています。

本学教員として就職する前には、訪問看護ステーションで働いており、在宅での看護実践の中で排泄ケアに関心を持ちました。

私が訪問看護活動を行った地域は、高齢者世帯が多く、老夫婦のご家庭や、親も子も高齢になり介護を行っているご家庭も多く担当しました。

在宅で排泄のケアが必要になった場合、主には家族の方がそれを担っていきますが、高齢の介護者には介助の動作などの負担が大きく、ケアを必要とする側も気兼ねをしてしまう問題であり、なかなか排泄状況が改善しなくて難しさを感じるものでした。

しかし、ベッド上排泄からポータブルトイレ、トイレへと高齢者が本来の排泄行動を取り戻せるようにしたり、気持ちよく排泄ができるように支援することで、「調子いいよ!」という嬉しいお言葉をいただけたり、生活意欲も高まるというような変化もあります。

私にとって、在宅での排泄ケアは難しさを感じるものではありましたが、やりがいも大きく、排泄ケアを通じ、在宅で療養生活を送る高齢者の生活の質向上に役立ちたいと思い、研究を続けています。 

今年度は、日本看護技術学会第14回学術集会、第35回日本看護科学学会学術集会にて、研究成果を発表しました。

日本看護技術学会第14回学術集会は昨年10月に愛媛県松山市で開催され、在宅要介護高齢者の排泄状況の実態に関わる研究成果を口演発表しました。

学術集会初日第1群での発表で、かなり緊張しましたが、貴重なご意見もいただき、とても勉強になりました。

 

愛媛県は初めて訪れ、夏目漱石の小説「坊ちゃん」の舞台である道後温泉の風情ある街並み、ご当地の美味しいお料理も楽しみにしておりました。

下の写真は松山城です。

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学術集会1日目、口演発表も無事終了しホッとしたところで、道後温泉駅まで足を延ばしました。

ちょうど17時で、駅前のからくり時計から坊ちゃん・マドンナが登場しました。

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有名な道後温泉本館です。

エントランス陣幕は写真家・蜷川実花さんによるものだそうで、とても素敵でした。

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帰りの松山空港では、「蛇口からポンジュース」に遭遇しました。

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研究には、高齢者の皆様、ご家族、訪問看護師の皆様からたくさんのご協力をいただいております。来年度もコツコツと研究を積み重ねて、皆様の生活や看護に還元できるよう努力していきます。

2016年2月 1日 (月)

母性看護学実習~新生児の看護~

みなさま、こんにちは。聖隷花子です。

今日は、母性看護学実習の中でも新生児看護についてご紹介します。

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実習では、生後1日目~5日目頃の新生児をお母様の了承のもと、担当させていただきます。実習生は、新生児のバイタルサインの測定、全身状態の観察等を行い、経過が順調であるか判断をします。また清潔の援助として沐浴も行います。実習生は、沐浴について沐浴演習で学ぶだけでなく、セルフトレーニングを積み、実習前には沐浴技術確認を教員が行ったうえで、担当の新生児を沐浴します(沐浴をする際は、必ず教員が付き添いながら行います)

いつでもセルフトレーニングできるように実習室を開放しています↓

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新生児のバイタルサインを測定する際に使用する新生児用の聴診器やエプロン、実習病院の母親学級のテキスト、実習方法など説明されている資料を実習時に1人ずつ借りて実習を行います↓

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初めて新生児の沐浴を行った学生は、「人形と違い、赤ちゃんは泣いて動くので、赤ちゃんを支えるのが大変だった。」、「赤ちゃんが気持ちよさそうな表情をしてくれたのが嬉しかった」、「緊張して頭が真っ白になったけど、学内で何回も練習しておいたおかげで、手順は体が覚えていたから、スムーズにできた。練習しておいて本当に良かった」などの感想を述べていました。