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2014年10月

2014年10月24日 (金)

養護教諭課程4年次生が養護実習を行いました。

養護教諭課程を履修している4年次生18人が、9月1日~27日の期間に養護実習を行いました。今年で二年度目となった本学の「養護実習」ですが、青森県、茨城県、静岡県、愛知県内の各小・中学校・高校でそれぞれ実習を行いました。

3週間に及ぶ「養護実習」では、保健指導・救急処置・健康相談活動・健康診断・学校環境衛生活動・学校保健活動・保健室活動等の実際の養護教諭の職務内容を体験しました。殆どの学生が修了後には、「養護教諭になりたいという気持ちが一層高まった」と実習記録に書いていることからも、日々児童・生徒と向き合いながら充実した「養護実習」となったようです。

下の【写真1】は、ある学生が自分で作成した、保健室の前に貼る「応急手当」のための掲示物ですが、生徒たちにも大好評でした。 【写真2】は、学級活動やホームルームの時間に実施する「保健指導」の授業で実際に使用した、学生自身の手作りの指導教材です。学校内での撮影は許可を得るのが難しいため、実際の授業や指導の場面はお見せできないのが残念ですが、どの学生も初めての授業準備や学習指導案の作成に格闘しながら、授業・指導に励んだことが伝わってきます。各学校の先生方からも、学生たちの実習態度について御誉めの言葉を戴き、大変良い「養護実習」となりました。

【写真1】

Photo_6【写真2】

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2014年10月20日 (月)

「まったりほんぽ」始動!!

「まったりほんぽ」をご存知ですか?

聖灯祭に出店する助教の先生たちによるお店の名前です。

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昨年の出店で大きな反響をいただき、今年も出店することになりました。

今日はその大事な企画会議です。

実習直前の忙しい時期、お弁当を持ち寄ってのランチミーティングとなりました。

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まずは、代表を務める氏原先生からコンセプトの発表です。

「まったりほんぽにふさわしい、ほっこりとした楽しいお店にしましょう!」

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そして、「まったりほんぽ」の主要3部門

①カフェ部門、②バザー部門、③ゲーム部門の主任を中心に

内容や準備についての話し合いが進行しました。

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たった1時間の会議でしたが必要な事項全ての話し合いを終え、

氏原代表の「あとは前日!」という発声で解散になりました。

すごい団結力です。

なお、今年の売り上げも昨年同様

「特定非営利活動法人・世界の子どもにワクチンを基金」ならびに

広島土砂災害被災者等への寄付を予定しています。

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ぜひ、聖灯祭当日(11月1日)は2号館2階の「まったりほんぽ」に足をお運びください。

看護学部助教一同、お待ちしております。

2014年10月17日 (金)

実習に向けて! ~なぁるほどミニ知識編~

こんにちは。基礎看護学の水野です。

秋セメスターが始まりました!!

3年生はこれから実習ですね。

がんばりましょうね。

 

今回はそんな実習に役立つ(?)、とっておきの情報を提供したいと思います。

 

昨年6月、3年生(当時2年生)の皆さんと一時お別れをして、

7月に生まれた男の子が今なんと、12か月になり、

自分で歩けるようになりました!!

 

今年の1月(生後6か月のとき)はこんなだったのに・・・

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寝返りしてバタバタと飛行機のポーズをしていました。

6か月といえば、離乳食が始まった頃ですね。

最初はベーッと出してみたりして、

すごく食べるなーと思ったらゴボーッと大量に嘔吐したり・・・

子どももママも慣れないので大変でした。

特にうどんがね・・・。

離乳食の本には「うどんはのびのびにする」とは書いてなくて、

「やわらかく茹でる」って書いてあって。

初めの数回は茹で時間+5分くらいで茹でたのをあげていたけど、

毎回吐くから「もしかして、小麦アレルギー!?」って心配してしまいました。

でも、よくよく聞いたり、ベビーフードのうどんのをみたりすると、

私が作ってたうどんとは全然違ったので、硬すぎたみたいでした。

「やわらかく」とか「舌でつぶせる硬さ」とかって言われても困ります!

大人は何となくつぶせてしまいますから!!

是非、「のびのびにのびた状態にする」って書いてください。

(そもそも乾麺から茹でたのがいけなかったのか・・・?)

離乳食の失敗談はたくさんあります(笑)

続きは研究室で。

 

そんな離乳食初期を過ごし、中期へ。

この頃には保育園入園に向けてミルクを飲んでいました。

・・・と言うと親の都合っぽいですが、母乳も限界に達していたみたいで、

足りなくなっていたようで、すんなりミルクが飲めました。

4月に保育園入ってからがこれまた大混乱。

離乳食はいつ?ミルクは?・・・あれ??

育児本では、だいたいこんなスケジュール

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でも、保育園では、

9時・・・おやつ+ミルク100ml(離乳食中期の子はミルクのみ)

11時すぎ・・・離乳食

15時・・・おやつ+ミルク100ml(離乳食中期の子はミルクのみ)

というスケジュールが決まっているので、

それに合わせて朝食を摂らないといけません。

入園前に朝とお昼に離乳食にするように調整していたので、

それはいいのですが、問題はミルク。

 

いったい何時に飲ませればいいの??

ミルクは45時間空けましょうって書いてあるし、

おやつのミルク100mlはどう扱うの??

って、わかんないことだらけでした。

でも、そんなにミルクも全部は飲まないし、

離乳食も食べても少ないので心配で。

ちょうど8か月~10か月頃って体重が増えない時期で、

全く増えず、かえって熱を出して減ったりしていて、

ちょっと保育園の先生を恨んだりしていました・・・(ごめんなさい、先生)。

 

でも、1歳になる頃に急に増えて

いつもの成長曲線の真ん中あたりに戻ってきました。

体重が9㎏になった頃、歩いてみる気になったようで

これまで伝い歩きのみだったのが手を離すように!

歩き出してしまえば早いようです。

今はママと手をつないで上手に歩いていますし、

昨日は一人でクイックルワイパーをかけていました(笑)

そんなに床が汚かったのかしら?    

今では、ときどき風邪をもらったりうつしたりしながらも、

元気に遊んでいます。

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以上、みんなが見守ってくれていたおなかの子の成長記録、

もとい、実習に役立つ(?)とっておきの情報でした!!

(小児看護学の先生方に公認していただけるかしら??)

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結論:水野先生のお子様はいたって健康に成長しており、水野先生はお仕事をしながら初めての育児を頑張って、上手に育てている優秀なお母さんです。

                                 (解説:小児看護学  宮谷 恵)

                              レイアウト:老年看護学 松元 由香)

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2014年10月14日 (火)

プラハでのICM国際学会に参加して

助産学専攻科 久保田君枝

第30回 国際助産師連盟(The International Confederation of Midwives ;ICM)大会が、2014年6月1日~5日までチェコ共和国のプラハにて開催された。約130か国から約3,800人が参加する大会でした。

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プラハの街です

大会のテーマは「世界中で女性の健康を向上しよう」演題は世界85か国から1,360題の提出があり、日本からは口頭発表演題9題、ポスター発表73題でした。

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カレル橋と火薬棟です

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「世界の助産」報告:グローバルレポートの発表場面です。

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質問に答えている場面

Q,低出生体重児の出産が増えることがなぜ問題なのか、昔は小さく産んで、大きく育てればよいといわれていたのになぜですか?

A,低出生体重児は胎児期に低カロリーに曝され遺伝子が組み替えられるために、成人になって、ストレス等が加わると生活習慣病になるという説(バーカー説)の説明をしています。

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ドイツ人の助産師さんと研究のお話をしてお友達になりました。

ドイツの妊婦さんの栄養は高カロリー傾向にあり、ダイエットを指導するのに

苦労しているようでした。

Institute母子ケアセンターの見学

建物から歴史を感じさせてくれる母子センターです。

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母子センターは(日本の総合周産期母子医療センター)と同じ役割をもっている病院です。

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分娩室の分娩台、インファンとフォーマー、保育器は日本と変わらない器材を使っていました。

皆さん、国内、国外の学会に参加してみませんか!

 学会に参加することで新しい知見を得ることが多々あり、いろいろな方との出会いがあり、思いがけない楽しみがあります。

 自分を成長させるためにも、仕事のスキルアップのためにも学会に参加しましょう。

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ブルグガーデンのモーツアルト像 (ウイーンにて)



2014年10月 3日 (金)

小児看護学領域の学修風景

9月25日から秋セメスターが始まり、大学内も学生の活気にあふれ、講内はにぎやかになってきました。

今回のブログは小児看護学の教員が担当します。

初に紹介するのは、夏休み入る前の7月に行った統合実習の話題です。

統合実習は、今まで学んだ知識と技術を統合して行う総まとめとなる実習です。

小児看護学領域では、小児病棟、小児科外来、重症心身障害児施設の3か所で展開をしています。

その実習で聖隷浜松病院で働く小児専門看護師の髙さんに講義をしていただきました。

髙さんは本大学の大学院を修了、狭き門の小児専門看護師の資格認定審査に合格し、聖隷浜松病院の小児病棟で働いている方です。

小児専門看護師の役割や仕事、その資格を得るために何を学んできたのかを講義して下さいました。学生は目をキラキラさせてお話を聞いていました。

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これが専門看護師のバッジです。まぶしく輝いています。

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講義の中では、学生からも「在宅で医療ケアを受けながら生活している親子を看護師はどのように支えているの?」など、ここでは書ききれないくらいのたくさんの質問がでました。

その一つ一つに対して現場での実践例を紹介しながら、具体的なアドバイスをして下さいました。

統合実習小児看護領域を選択した学生は、将来小児病棟で働きたい学生なので、小児看護の奥深さとおもしろさを知る貴重な経験になりました。

次に、10月から領域別実習を行う3年次生に対して、つい先日行った小児看護学実習オリエンテーションについての話題です。

オリエンテーションでは小児看護学実習で何を学ぶのか、どこで実習をするのか、注意事項などを中心に説明をしました。

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小児看護学実習では、まず子どもに慣れる、子どもとの関わり方を学んでもらうことを目的に附属のこども園で導入実習を行っています。

その実習場の園長先生からも子どもの気持ちを大切にした具体的な関わり方についてアドバイスをいただきました。

アドバイスを活かして、楽しく積極的に実習できるよう教員も応援していますね。

事前学習を忘れないでね。 

                            

(小児看護学 小出扶美子)