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2014年5月

2014年5月30日 (金)

4年生の地域看護学実習の様子

今回は、4年生の地域看護学実習の様子をご紹介します。

地域看護学実習では、地域の保健センターや保健所で行われている

保健事業に参加をして学びを深めます。

 

学生が主体的に実践する項目として、「健康教育」があります。

グループのメンバーが力を合わせ、作り上げていきます。

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このグループは、生活習慣病予防のお話を準備しています。

「どうしたら興味をもって聞いてもらえるかな〜」

ユーモアも交えながら、試行錯誤しながら内容を考えます。

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指導して下さる保健師さん達の前で

デモンストレーションを行ってアドバイスを頂きます。

 

学生さんにとっては初めての経験で緊張の連続ですが、

スタッフ総出の熱心なご指導で少しずつ良くなっていきます。

本番はいよいよ明後日、最後の仕上げです。

無事に成功しますように!

2014年5月23日 (金)

アドバイザーの自主活動「ランチ会」を開催しました

こんにちは、今日はアドバイザーの自主活動についてお伝えします。

本学には「アドバイザー制度」があり、学修上の問題や科目の履修方法、対人関係、将来のことなど、大学生活での問題について、一人ひとりに配置されるアドバイザー教員が一緒に考え、必要な情報を提供し、問題解決のサポートをしています。

看護学部では、基本的に教員1名あたり1年生から4年生まで15名程度を担当しています。

今年度からより充実した制度にするために、2名の教員がチームを組み、合わせて約30名の学生さん(アドバイジーと呼んでいます)を担当することになりました。 

こちらのグループは、自主活動として4月某日のお昼休みに「ランチ会」を開催しました。

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ランチ(手作りのお弁当だったり売店のパンだったり)は自分たちで持参し、飲み物やお菓子、BGMを教員が準備しました。

各テーブルに全学年がそろうように座ってもらい、ランチやお菓子を食べながら大学生活について情報交換を行いました。

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3年生は4年生の先輩に、春セメスターの定期試験対策、10月から始まる臨地看護学実習について質問する方が多かったです。

(3年生の春セメスターは専門科目が多くなるため、先輩からの情報はとても貴重ですね)

 

そして、この春入学された新入生は、講義や演習のことはもちろん、サークル活動や奨学金、大学近辺にあるお店やアルバイト情報など、生活に関することを中心に先輩たちに質問していました。

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最初は緊張気味だった新入生も、すてきな笑顔を見せてくれました!

ランチ会が終わるころには、テーブルによってはLINEなど連絡先を交換し合う姿が見られました。

頼れる先輩がいるということは、とても心強いことですね!

ランチ会では、厳しそうに見える教員の意外な一面が見られたり、学生さんが普段感じている相談するほどではない些細な問題が表出されたりと、講義や演習、実習では体験できないことを多く感じられました。

 

各教員グループによって自主活動の内容は異なりますが、このグループではセメスターごとに2グループの学生さんとゆっくり楽しめるような会を開催する予定です。

アドバイジーの皆さん、これからもよろしくお願いします!


2014年5月16日 (金)

「新入生を迎えて2014年度が始まりました」

入学式も終わり、新入生は緊張の続く4月から5月の連休を終え、大学生活に馴染んで来ています。上級学生たちは、良く学び良く遊べと大学生活を忙しく過ごしています。

本学では、各学部の専門領域の教育に携わる教員と、三学部の一般基礎教育系の科目を共通科目として担当している教員にほぼ分かれています。

大学での私の仕事は、体育・スポーツの授業、委員会活動、担当アドバイザー学生の指導、研究・研修など多彩です。私の担当している共通科目の授業は、三学部の学生対象に春・秋2学期、実技科目の「スポーツⅠ(ラケット・スポーツ、生涯スポーツ・ゴルフ)」「スポーツⅡ(游泳)」などです。それらの紹介をさせていただきます。

「スポーツⅠ(ラケットスポーツ)」

14 硬式テニスの授業   

2 バトミントン & 卓球の授業

「スポーツⅠ(生涯スポーツ・ゴルフ)」

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4  ゴルフ場でのラウンドプレー

看護学部生を対象の授業は春・秋2学期、演習科目の「健康科学スポーツ実践(運動による生理的反応心拍数計測)」と、秋に開講されている講義科目の「身体活動の科学(健康生活を考る)です。

「健康科学スポーツ実践」

5  グランドゴルフでの心拍数計測授業  

6  硬式テニスでの心拍数計測授業

※ゼッケン着用の学生は、心拍数計測機器着装の被験者です。

「身体活動の科学(運動実践・実習編)」

 

7  バトミントン種目  

8  バスケットボール種目

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13  フットサル種目

食育編(栄養・調理実習)

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スポーツの要素は遊び、競い合い、自然界への挑戦・克服など多彩な要素からなり、それらを人々は楽しんでいます。そしてスポーツプレーの原則、基本はルール、技術の共通性、マナー、エチケットなどにより言語は通じなくても、理解しあえること、世界の人々と交わる事ができる文化が潜在していることです。これらは音楽、絵画なども同様です。オリンピックがなぜ開催できているのかを考えれば、理解していただけると思います。

以上、私が担当している、本学での大学体育・スポーツ授業の一部を紹介しました。

※画像は、学生たちからの承諾を得ての掲載です。      

尚スポーツⅡ(游泳)の紹介は、画像掲載の関係で省略しました。

2014年5月13日 (火)

看護学部新入生セミナーとは

新緑の美しい季節になりました。

ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか。

 

2014年度がスタートして、早1ヶ月半ほど経ちますね。

特に新入生の皆さんにとっては、入学式の前日から走り続けた4月だったかと思います。

今日は、そんな新年度の恒例行事「新入生セミナー」について紹介します。

 

この平凡なネーミングに騙されてはいけません。

これは知る人ぞ知る、看護学部の学生さんによる一大プロジェクトなのです!

 

新入生セミナー、通称「新セミ」とは、在校生(新2-4年生)による新入生のためのオリエンテーションプログラムで、2つの「セッション」から成り立っています。

2014年度は、当日総勢128名の学生スタッフが参加。

準備には約1年間かけ、それぞれのセッションに分かれて企画・運営を行ってきました。

暑くて溶けそうな夏休みにも、新学期開始直前の多忙な春休みにも、何度も集まり練習を重ねて本番に臨みました。

これはもう、ほとんど部活動。

このプログラムの素晴らしいところは、何と言っても、全て在学生のボランティアによって運営されているところですね。

今年は42日(水)、5日(土)に開催されました。

 

セッション

キャンパスツアーと、寸劇・VTRを駆使した、ユーモアたっぷりな学校紹介

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養護教諭課程についても、学生さんの目線で丁寧な説明がありました。

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セッション1が無事終了。ほっと一息をつくスタッフの皆さん。

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クリストページの作成・配布

かゆいところに手が届く情報誌、通称「クリペ」を作成します。

学校生活や授業に関する情報、運動会の詳細など、お役立ちinfo満載のしおりを作って、ガイダンス初日に配布しました。

裏方で頑張ってくれた、少数精鋭、編集部隊の皆さま、ご苦労様。

 

セッション 運動会

 開会式

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大所帯の看護学部は、ひとりひとりがそのパワーの源です。

 21のチームに分かれ、チームリーダーの下、ドッジボールやしっぽ取り、輪くぐり、障害物リレーの競技を行いました。

 最初は遠慮がちだった新入生も、やさしい先輩方のリードでだんだんヒートアップ、気づけばすっかり打ち解けて、みんな笑顔。クタクタになった一日でした。

 障害物リレー

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新入生の皆さんには、温かい歓迎のメッセージがきっと伝わったはず。

先輩たちの姿は、さぞかしカッコよく映ったことでしょう。

頼もしい、看護学生さん達です。

 

この「新セミ」に関わった学生さん達一人一人が、大学時代の宝物の一つを見つけて卒業することは間違いありません。

大学での勉強はもちろん大切ですが、このような課外活動も、大切な仲間と出会い、大きく成長するきっかけとなるのですね。

担当として関わらせてもらった私も、みなさんから素敵な感動を分けていただきました。

1年生のみなさんにとって、4年間の大学生活が豊かなものでありますように。

 看護学部 英語担当(渥美)



2014年5月 9日 (金)

連休は忙しかった

連休中、久し振りに、我が家の竹藪に行ってみました。竹林には古来より賢人が住むのが常であり、私もこの竹藪の中で知性を蓄えつつ育ってきたものでしたが、竹藪には、この季節、そろそろタケノコが出ていました(写真中央)。

 

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藪に入って上を見上げると、孟宗竹が天に向かってまっすぐに伸びていて、清々しいものがありますが、清々しいのはせいぜい5月の始めくらいまでです。

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5月の末、少し蒸し暑さを感じる頃になると、とたんに大量のヤブ蚊がどこからともなく出てきて、とても竹林の中で知性を磨くことはできなくなります。 

さて、竹藪には、4月になると筍が出てきます。上の写真でも、写真の真ん中辺に2本、大小の筍が出てきているのが見えますか。これが、4月末になると一気にたくさん出てきて、放っておくと竹林はまさしく藪になってしまいますので、出てきた筍の大部分は掘ってしまわないとなりません。これがなかなかの大変な作業で、私の5月連休の半分はそのために費やされ、プーケット島で優雅な休日を楽しむなどというのは夢のまた夢なのです。

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でも楽しいこともあります。知り合いが大勢筍を掘りに来てくれることです。

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今年も子ども連れの皆さんが大勢掘りに来てくれました。

筍掘りは、お父さん達が、お子さん達から期待と大きな信頼とを得るまたとない機会になっているようです。そして同時に奥さんからも、掘った収穫物を持ち帰ることで「よくやった!」と褒められる数少ない機会にもなっているそうです。

ところで、筍を掘る時、下の写真のどの筍を目指して掘りますか?もちろん一番右端のでしょうね。それはそれで正解です。スーパーで売っているのは大抵一番右の筍ですから。でも、本当に美味しい筍は、実は真ん中か左側の筍です。

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例えば一番左の筍、この上の方半分くらいから取り出した筍はとても柔らかくて美味しいのです。ただ、これを味わうには、一つの絶対条件があります。掘ったらすぐ茹でる。筍を美味しく食べるには、これが絶対条件です。右端の小ぶりのでもそうです、掘ったらすぐ茹でる。掘ってすぐ茹でた時、右端と左端とどっちが柔らかいか、そう、左端の上半分なのです。

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今日の担当は、筍の生理学を得意とする鮫島道和でした。