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2024年3月 4日 (月)

2023年度大学院看護学研究科 後期・前期課程合同発表会を開催しました。

2024年3月2日(土)大学院看護学・リハビリテーション科学・社会福祉学研究科は、後期・前期課程合同発表会を開催しました。

看護学研究科は、後期課程2名、博士前期課程8名の修了者が発表しました。

 

まず大学院とは、大学の学部卒業後さらに専門性を高めたい人が研究のために進学する機関です。学部を卒業後、2年間(長期在学 3年間)の課程を博士前期課程といい、さらにその後の3年間(長期在学 4年間)の課程を博士後期課程といいます。

聖隷クリストファー大学大学院の目的は、『建学の精神であるキリスト教精神による「生命の尊厳と隣人愛」に基づき、看護学、リハビリテーション科学、社会福祉学の、高度かつ専門的な理論および応用を教授研究し、深奥な学識と研究能力を養い、保健医療福祉に関わる専門教育の向上・発展に寄与するとともに人々の健康・安寧と福祉に貢献すること』を目的としています。

大学院生の研究内容は、高度実践看護職者としての研究活動における努力の結晶であり、今後の研究活動の基盤になる賜物です。

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発表会の様子を紹介します。

会場から、活発な質問があり、質疑応答の場となりました。大学院生の皆さんが、自身の研究疑問の解明の場になったと思います。

 

開会の挨拶と博士後期課程の進行:樫原理恵研究科長

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博士後期課程の発表の様子です。

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博士後期課程の発表の様子です。

司会進行などは前期課程の大学院生の担当です。

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Burogu

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樫原研究科長の終了の挨拶で、会場にほっとした穏やかさが伝わりました。

大学院生の皆さんの研究活動がより充実することを願っています。

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(写真の撮影と使用については使用目的を説明し、大学院生と先生方に承諾を得て掲載させていただきました)

文責 看護学研究科 市江和子

2023年12月11日 (月)

看護学研究科博士後期課程修了生が第43回日本看護科学学会学術集会で演題発表をしました

2023年12月9‐10日 第43回日本看護科学学会学術集会が海峡メッセ下関・下関市生涯学習プラザ(山口県下関市)で開催されました。

本学術集会のメイン・テーマは、「未来を拓く看護のサイエンス&アーツ:伝統と革新の融合」です。

 

看護学研究科博士後期課程修了生の二十軒温美さんが、「ヘルスリテラシーを活用したセルフケア支援に向けた非アルコール性脂肪性肝疾患患者の実態の明確化」について、演題発表を口頭でしました。

演題題目は、博士論文「非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)患者のヘルスリテラシーを活用したセルフケア支援モデルの作成」の「第1研究:非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)患者のセルフケア支援のための実態調査」の1部をまとめたものです。

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大学院の院生さん、修了生の皆さんの研究活動がより充実していくように取り組みたいと思っています。

 

(写真の撮影と使用については修了生の承諾を得て掲載させていただきました)

文責 看護学研究科 市江和子

 

2023年3月 6日 (月)

2022年度大学院看護学研究科 前期課程後期課程合同発表会を開催しました。

2023年3月4日(土)大学院 看護学研究科・リハビリテーション科学研究科・社会福祉学研究科の前期課程後期課程合同発表会を開催しました。

 

看護学研究科は、後期課程3名、博士前期課程3名の修了者が発表しました。

 

聖隷クリストファー大学大学院は、『建学の精神であるキリスト教精神による「生命の尊厳と隣人愛」に基づき、看護学、リハビリテーション科学、社会福祉学の、高度かつ専門的な理論および応用を教授研究し、深奥な学識と研究能力を養い、保健医療福祉に関わる専門教育の向上・発展に寄与するとともに人々の健康・安寧と福祉に貢献すること』を目的としています。それぞれの院生さんの研究内容は、高度実践看護職者としての研究活動における努力の結晶であり、今後の研究活動の基盤になる賜物です。

発表会の様子を紹介します。

発表の研究は、院生さんたちの研究活動の成果であり、努力の賜物です。

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開会の挨拶:樫原理恵研究科長

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発表の様子です。

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(写真の撮影と使用については使用目的を説明し、院生さんと先生方に承諾を得て掲載させていただきました)

文責 看護学研究科 市江和子

2021年8月 2日 (月)

小児看護学領域統合実習:実習の報告会と小児看護専門看護師(CNS)の講義

2021年7月27日をもって、小児看護学領域の統合実習は、7グループ全ての実習が終わりました。

 

小児看護学領域は1グループ3~5名の小グループで実施しています。1年次生からの臨地看護学実習のまとめであり、4年間の集大成の実習です。

 

小児看護学領域の統合実習の配置期間は6月28日~7月9日、7月12日~27日の2クールとしています。それぞれのクールごとに実習の報告会と小児看護専門看護師(CNS)による講義を取り入れています。担当は、本学大学院看護学研究科の高度実践看護師コース(小児看護学領域)を修了し、小児看護専門看護師(小児CNS)の資格を取得した、聖隷三方原病院と聖隷浜松病院で実践を重ねているお二人です。報告会の講評と、講義をお願いしました。

 

統合実習における各施設のグループのまとめと、学生個人の実習テーマの学びを発表していきます。

第1クールは、7月9日(金)に実習の報告会を行いました。Image1

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そして、看護職としてのキャリア形成につなげるため、小児看護CNSによる高度実践看護師の役割などの講義が行われました。

 

興味のある方は、「看護学研究科 博士前期課程→ CNS・CNAを目指す方へ」をご覧ください。

 

第2クールは、7月27日(火)に実習の報告会を行いました。Image3

指導教員コメント

実習生の皆さん、統合実習、本当にお疲れ様でした。コロナ禍において、今まで以上に体調管理を厳重に行い、緊張した毎日を過ごしたと思います。そうした皆さんの努力もあって、入院中の子ども達とかかわる機会をいただくことができ、充実した実習ができたと思います。この統合実習は、4年間の集大成ということもあり、実習だけでなく最後の報告会の内容も素晴らしかったです。小児看護に興味のある学生さんはぜひ、小児看護専門看護師をめざしてくださいね。応援しています。

山本智子

 

昨年度の秋セメスターからの実習はCOVID-19の影響で、いろいろな制限を受けた中での実習でした。最後のまとめとなる統合実習では、今までの経験から自分が知りたい、考えたいテーマを決め、目標達成に向けて一生懸命に頑張っており、皆さんの1年間の成長を実感しました。それぞれの小児看護の場での対象者の特徴から、小児看護における看護師の役割についてより深く考えていくことができた実習になりました。お疲れ様でした。

小出扶美子

指導教員兼科目代表者コメント

今年度は統合実習でもコロナによる制約があり、学生の学びができるのか不安な部分がありました。しかし報告会では例年に引けを取らない内容が発表され、本当に安心しました。お二人の専門看護師の方には講義と質問にもたくさん答えていただき、貴重な機会になったと思います。コロナ世代と引け目に感じるのではなく、その中でこれだけ学べたことに自信をもって臨床に出て行って欲しいと思います。皆さんお疲れ様でした。

宮谷恵

 

(写真の撮影と使用については学生の承諾を得て掲載させていただきました)

文責 小児看護学領域 市江和子

2021年7月15日 (木)

大学院看護学研究科公開講座を対面と遠隔を併用して開催しました。

2021年7月10日(土)、看護学研究科の公開講座を開催しました。

 

看護学研究科の公開講座は、4年連続して開催をしています。2021年度、2020年度と同様にCOVID-19 の感染がなかなか収束しない現状がありますが、感染対策を徹底して対面と遠隔を併用した開催としました。

 

臨地で看護研究に取り組もうとされる看護職の皆様には、「看護研究を進めたいがハードルが高い・・」と感じてみえるかたが多いのではないでしょうか。公開講座では看護研究に取り組むための一歩として、「看護研究の基礎」に重点をおき開講しています。

 

 

内容

講師

第1回

看護研究と研究の発展

–計画書作成から研究への取り組み-

市江和子

第2回

量的研究の進め方と調査票の作成

佐久間佐織

第3回

文献検索と文献の読み方

酒井昌子

第4回

学会発表のプレゼンテーションスキル

大山末美

 

 

 

会場の受付です。

Image1受付担当の炭谷正太郎先生です。

 

第1回 看護研究と研究計画書の作成Image2

第2回 量的研究の進め方と調査票の作成
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第3回 文献検索と文献の読み方Image4


第4回 学会発表のプレゼンテーションスキルImage5

遠隔(Zoom)での実施は、大学から離れた地域の看護職の視聴が可能で、開催方法として幅広い対象の皆様のご参加できるよい機会になっていると感じています。

大学院看護学研究科に興味のある皆様は、こちらをご覧ください。

 

次回は、「大学院進学にむけた看護職キャリア支援講座」を2021年11月27日(土)から開催します。興味のある方は、こちらをご覧ください。

以下よりお申し込みいただけます。

大学院進学にむけた看護職キャリア支援講座お申し込み

 

大学院進学にむけた看護職キャリア支援講座

 

内容

講師

第1回

看護研究と計画書の作成

市江和子

第2回

看護研究における文献検討

酒井昌子

第3回

看護研究と看護倫理

大石ふみ子

第4回

抄録作成と学会発表

大山末美

第5・6・7回

研究に関する個人ワーク(研究計画書の具体的作成等について)

希望領域の教員と日程を調整します。

 

 

文責 看護学研究科 市江和子

 

2021年6月 3日 (木)

大学院看護学研究科博士前期課程 修士論文・課題研究論文検討会

2021年6月1日(火)、看護学研究科博士前期課程の修士論文・課題研究論文の検討会を開催しました。感染防止対策として、換気、消毒等を徹底し、対面と遠隔(Zoom)を併用した実施です。 

修士論文・課題研究論文検討会は、看護学研究科前期課程における研究計画書作成までのプロセスの重要な学修です。大学院の博士前期課程院生さんと教員による、研究計画書の発表と質疑・応答の貴重な学修の場となっています。
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 本日は、高度実践看護(CNS)コースの院生さんの発表でした。

 [修士論文・課題研究論文検討会](発表10分・質疑応答20分程度)

 

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(写真の撮影と使用については院生の皆様の承諾を得て掲載させていただきました)

文責 看護学研究科 市江和子

2021年3月 8日 (月)

大学院修士論文・課題研究論文発表会(博士前期課程)・博士論文発表会(博士後期課程)を開催しました。

2021年3月6日(土)大学院看護学・リハビリテーション科学・社会福祉学研究科は、修士論文・課題研究論文発表会(博士前期課程)・博士論文発表会(博士後期課程)を開催しました。

2020年度は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大のため研究活動への影響があり、博士前期課程発表会を3月に延期したため、感染対策を講じたうえで博士後期課程と合同にて行いました。

看護学研究科は、博士前期課程6名、博士後期課程4名の修了者が発表しました。研究内容は、それぞれの院生の努力の結晶であり、今後の研究活動の基盤になる賜物です。それぞれの院生さんの学習成果の発表では、いきいきとした表情がとても印象的でした。発表会の様子を紹介します。

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―大学院看護学研究科修士学位論文題目一覧―

・地域で暮らす摂食障害を持つ人の心身の健康に関するビリーフと取り組みについての研究

・介護老人保健施設の看護師人員配置を増員した看護管理者のマネジメント

・急性期病院の退院支援における病棟看護師長の組織化の現状

・重症心身障害児者施設の看護管理者が認識している看護師と生活支援員との協働のありよう-感染管理に焦点をあてて-

・病棟看護師が捉える既卒看護師の組織再社会化の様相-小規模病院に焦点をあてて-

・初回手術を経験し初めて退院にいたった先天性心疾患の子どもをもつ父親のレジリエンス

―大学院看護学研究科博士学位論文題目一覧―

・消化管の緩和ストーマをもつがん患者の排泄の自律性を維持した穏やかな療養生活を支援する看護介入プログラムの検討

・搾乳中の早産児の母親に対する乳汁分泌維持促進のための乳房自己管理支援モデルの作成-母親の乳房感覚を強化して-

・精神科カンファレンスにおいてメンバーの感情表出を促すマッピングシート活用プログラムの作成と有用性の検証-境界性パーソナリティ障害(BPD)の問題行動に焦点を当てた場合-

・バーチャル・リアリティによる放射線の可視化を用いた看護師への放射線防護教育のための研修プログラム構築と効果検討

 

今後も、研究科教員の方々と院生さんの学修を深めていけるよう取り組んでいきたいと感じました。

 

文責 看護学研究科 市江和子

2021年1月21日 (木)

大学院:中山大学とのオンラインセミナーを実施しました。

聖隷クリストファー大学・中山大学第一附属病院合同セミナー

「日本における看護教育」(聖隷クリストファー大学)

「中国における専門看護師の教育と訓練(実践)」(中山大学第一附属病院)

 

1.概要

本セミナーは、聖隷クリストファー大学の看護学とリハビリテーション科学の知識と技術を提供し、中山大学からの受講希望内容に基づいて講義を行います。また、中山大学からの講義もあり、本学教員及び学生が聴講することで、相互理解を深めます。

2.開催期日

第2回セミナー

日時:2021年1月19日(火) 14時-16時40分

場所:3302教室(Zoomによるオンライン視聴も可能です。)

3.プログラム

14:00-15:20 「日本における看護教育」 

        市江和子教授 看護学部看護学科

15:30-16:30  「中国における専門看護師の教育と訓練(実践)」

        Mr. Liu Qiangqiang 中山大学第一附属病院救急部

16:30-16:40  講義のまとめ

        中山大学

 

講演内容は、「Ⅰ.わが国における看護の動向」「Ⅱ.わが国の看護教育」「Ⅲ.わが国の看護教育と看護系大学」「Ⅳ.看護継続教育」「Ⅴ.本学の大学院教育と看護学研究科」についてです。

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中山大学第一附属病院救急部からは、Liu Qiangqiang氏が「中国における専門看護師の教育と訓練(実践)」の講演を行ってくださいました。

日本と中国の専門看護師の教育について、質疑応答、意見交換を行いました。

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終了後に、中山大学の皆様とリハビリテーション科学研究科の柴本勇先生とともに記念撮影をしました。

 

本学および中山大学からは、多くのご参加をいただきました。

ありがとうございました。

 

次回は、第3回として、3月1日(月)14時から「呼吸器・集中治療におけるリハビリテーション」をテーマとして開催します。

ぜひ、ご参加ください。 

 

文責 看護学研究科 市江和子

2020年11月24日 (火)

大学院看護学研究科:大学院進学にむけた看護職キャリア支援講座を実施しました

「大学院進学にむけた看護職キャリア支援講座」について、初回講義を2020年11月14日(土)に開催しました。講座は、2020年度で3回目となりました。毎年、11月に、継続して開催しています。

 

2020年度については、COVID-19 の感染状況をふまえ、感染対策としてソーシャルディタンス、除菌シートによる清掃、換気を徹底することで対面と遠隔を併用した開催としました。会場参加の受講者の方とは、十分なソーシャルディタンスをとっています。

 

2020年11月14日(土)

 日時

内容

講師

受付等担当

2020年11月14日

9時30分~11時

第1回:看護研究と計画書の作成

市江和子  教授

 

津田聡子  准教授

大山末美  准教授

2020年11月14日

11時10分~12時30分

第2回:看護研究における文献検討

酒井昌子  教授

2020年11月14日

13時30分~15時

第3回: 看護研究と看護倫理

大石ふみ子 教授

受講者と日程調整

第4・5回:研究に関する研究計画書の具体的作成等について(個人ワーク)

参加者の関係領域教員

 

受講者と日程調整

第6回:各看護学領域教員の取り組む研究トピックス(個別ワーク)

参加者の関係領域教員

 

 

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受付担当の、大山先生と津田先生です。

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第1回:看護研究と計画書の作成

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第2回:看護研究における文献検討

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第3回: 看護研究と看護倫理

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今後、第1回~第3回の講座をふまえ、第4・5回は研究に関する研究計画書の具体的作成等について(個人ワーク)、第6回は各看護学領域教員の取り組む研究トピックス(個別ワーク)となります。講座全体で、研究計画書における研究課題の焦点化を目指します。

 

地域の看護職の皆様へ向けて大学院進学に関するキャリア支援を行い、将来「研究的な視座をもつ臨床の実践者」「研究的な視座をもつ看護教育者」として活躍されることを期待して実施しています。

  

文責 看護学研究科 市江和子

2020年9月28日 (月)

聖隷クリストファー大学卒業式・修了式

2020年9月23日(水)、聖隷クリストファー大学卒業式・修了式が行われました。

大学院看護学研究科博士後期課程では、9月修了の1名が修了式に臨みました。

 

本学の研究科博士後期課程の修了式では、修了生は式服(アカデミックガウン)と帽子を着用します。

大城学長の祝辞の中で、修了生の博士論文のテーマと研究内容が述べられました。修了生にとって、今後の研究活動の励みにつながったと感じました。

 

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学長から、学位記が授与されます。Image2

修了生の看護学研究科がん看護学領域の諸先生と共に、学位取得の記念写真です。Image3


指導教授の大石ふみ子先生から花束が贈られ、学位取得のお祝いの言葉がかけられました。Image4

看護学研究科の院生さんの研究活動に、今後も、研究科教員の方々と連携し教育に取り組んでいきたいと感じました。

 

(写真の撮影と使用については修了生の承諾を得て掲載させていただきました)

文責 看護学研究科 市江和子